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120. ページ34

十分に休息をとった翌日___________



Aは太宰に今から姐さんを迎えに行くとメールを送り、車を走らせ探偵社に向かった。




探偵社のすぐ近くに車を停め、探偵社のビルを眺める。



『却説、姐さんはご無事でしょうかね』



そんなことをつぶやきながら建物の中に入っていった。



エレベーターでビルの四階で降りると、目の前には”武装探偵事務所”と札のついたドアを見つける。



『ここか……』



中からは忙しそうな、しかしどこか騒がしいような声がする。



Aはためらいも無くその扉を開けた。



扉を開けると、騒がしかった探偵社は一気に静まりかえる。



一人の眼鏡をかけた男が話しかけてきた。



「ご依頼をしにきた方でしょうか?事前予約はとってありますか?」



『ふふ、もちろんとってありますよ、個人的にね』



敦「あ、貴方はこの間の教師さん!」



『あの時はどうもお世話になりました』



「国木田、敦君、そいつから今すぐ離れるんだ」



敦「乱歩さん?」



国「どうなさいましたか?」



乱「……こんなところにポートマフィアが何の用だ?」



乱歩の言葉に探偵社一同は驚きを隠せない状態だ。



国木田はすぐに銃を構え威嚇している。



『覚えて頂いていたようで光栄です、名探偵』



乱「あの時は君達にはしてやられたからね」



Aは薄気味悪い笑みを浮かべた。

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作者名:紫陽花 | 作成日時:2018年6月3日 22時

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