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十分に休息をとった翌日___________
Aは太宰に今から姐さんを迎えに行くとメールを送り、車を走らせ探偵社に向かった。
探偵社のすぐ近くに車を停め、探偵社のビルを眺める。
『却説、姐さんはご無事でしょうかね』
そんなことをつぶやきながら建物の中に入っていった。
エレベーターでビルの四階で降りると、目の前には”武装探偵事務所”と札のついたドアを見つける。
『ここか……』
中からは忙しそうな、しかしどこか騒がしいような声がする。
Aはためらいも無くその扉を開けた。
扉を開けると、騒がしかった探偵社は一気に静まりかえる。
一人の眼鏡をかけた男が話しかけてきた。
「ご依頼をしにきた方でしょうか?事前予約はとってありますか?」
『ふふ、もちろんとってありますよ、個人的にね』
敦「あ、貴方はこの間の教師さん!」
『あの時はどうもお世話になりました』
「国木田、敦君、そいつから今すぐ離れるんだ」
敦「乱歩さん?」
国「どうなさいましたか?」
乱「……こんなところにポートマフィアが何の用だ?」
乱歩の言葉に探偵社一同は驚きを隠せない状態だ。
国木田はすぐに銃を構え威嚇している。
『覚えて頂いていたようで光栄です、名探偵』
乱「あの時は君達にはしてやられたからね」
Aは薄気味悪い笑みを浮かべた。
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作者名:紫陽花 | 作成日時:2018年6月3日 22時