鬼の秘書〜番外編〜【文スト】

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仮装したQを連れ、Aは早速街に出かけていった。








辺りを見回せば、仮装している若者が大勢いる。東京の渋〇ほどではないが横浜もそれなりに人が多い。








AはQと手を繋ぎながら街を歩いていた。








Q「わぁ〜凄いねAさん！変な人だらけだ！おもしろ〜い！」








『楽しんでいるようで何よりよ』








Aの手には先程買い物を済ませたところで買い物袋を持っていた。








『(さっさと帰ってしまいしょう。知り合いに見られでもすれば末代までの恥だわ……)』









と、盛大なフラグを立てた瞬間、後ろから声をかけられる。仮装をした若い青年達だ。









「ナースのお姉さん！ちょっと一緒にお茶でもしよーよ」









『すみませんが、子連れなので』








「そんな格好で人妻とかすげーそそるじゃん。……マフィアの人間が、こりゃ笑えるな」








『！』







Aが振り返った時には遅く、男達に後ろから銃を突きつけられてしまう。








「大人しくしとけ。そうすりゃ殺しはしねえ」









『我々マフィアに逆らう組織の一つですか……何が目的ですか』









Aは冷静に答えた。








「取り敢えずこっちに来い。おい、餓鬼が逃げねえよう捕まえとけ」







男が指示すると、一人の男がQの腕を掴んだ。








Q「やめて放してよ！」








『Q、大人しくしていなさい』








Aがそう云うとQはむくれながらも大人しくした。








「話が早くて助かるな。ついてこい」








Aは男の指示通りついていった。

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