鬼の秘書〜番外編〜【文スト】

ハロウィン【化け猫さんリクエスト】 ページ27

化け猫さん、リクエストありがとうございます！
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿




ある日のポートマフィア。








マフィア本部最上階では今、幹部を始めとする複数の人間が鴎外に集められていた。








五大幹部、黒蜥蜴、遊撃隊、そしてAでさえ何故集められたか皆目見当もつかない。








だがこれだけ、マフィア主勢が集められたということはただごとではないはずだ。








全員、鴎外が口を開くまで緊張の面持ちで立っている。








そしていつにもまして真剣な表情をする鴎外。ようやく口を開いた。








森「今日、君達に集まってもらったのは他でもない。







今日は何の日か、勿論知っているよね？」









鴎外のその質問に全員内心焦り出す。誰もこの日のことを知らないのだ。「知りません」など軽率な言葉を云えば、最悪この場で首が飛ぶ(物理的に)。








皆が助けを求めるように秘書であるAに視線を注ぐが、A自身も今日が何の日なのか知らない様子だった。








暫く黙り込んでいると、鴎外が再び口を開いた。









森「そう、今日は…………ハロウィンの日なのだよ！さぁ君達の分の衣装も用意してあるから早く着替えたまえ」








先程と１８０度変わった態度に一同はポカンと口を開いた。

・→←・

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す