２６． ページ27
電話を一方的に切り、会場に戻ろうと脚を動かしたその瞬間、何者かに腕を引かれた。
『！』
相「よぅ、中原」
Aの腕を引いたのは、A組の担任である相澤だった。
相澤はAを逃がすまいと壁に追いやり、Aの脚の間に自信の脚を割り込ませている。
『相澤先生でしたか……驚かさないでくれますか？』
相「誤魔化すな。さっきの電話の相手は誰だ」
包帯の間から見える鋭い眼差しにAは黙り込む。
相「お前が転入試験で出したあの成績……どうにも不審でならねぇ
俺は実際に見たわけじゃねぇが、あの難関試験は通常の試験より高難度に作られている。
だがお前はあの試験をパーフェクトで突破した。雄英始まって以来の逸材だと校長は云っていたがな。
だが、俺はそうは思わない。こんな時期にやってくる転校生……個性の情報も身体強化だけで詳しい情報も全くない。
お前……一体何者だ」
相澤がAに詰め寄るかのように顔と顔との距離が近づく。
Aは相澤に向けて先程から何も喋らずジッと見つめている。
そしてしばらくの緊張感と無言が続くと、突然Aの瞳から涙が零れた。
相「！？」
『あ、相澤先生は、私を信用してくれていないのですか……？
私……前の学校で虐められてて、強個性のせいで皆に化け物扱いされるし……
相澤はAの突然の涙に困惑していた。
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ゆっくりフラン(プロフ) - とても面白いです！更新頑張ってください！応援してます！ (2018年11月24日 23時) (
レス) id: 37cecb84fa (このIDを非表示/違反報告)
まぁこ(プロフ) - ありがとうございます！ (2018年11月19日 17時) (レス) id: 0fca2029db (このIDを非表示/違反報告)
紫陽花(プロフ) - まぁこさん» ご愛読ありがとうございます！リクエストありがとうございます。検討してみます。 (2018年11月19日 8時) (レス) id: a94eac29fd (このIDを非表示/違反報告)
Alice(プロフ) - こんばんわーwwやばい…坪が浅いのかわからないけどとにかく面白いです！ww (2018年11月18日 19時) (レス) id: 3daf43884c (このIDを非表示/違反報告)
楓(プロフ) - 身長のwww低い人wwってwwwwwヤバイww笑いが止まらないwwww (2018年11月18日 18時) (レス) id: 8e866308d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫陽花
| 作成日時：2018年11月11日 15時
