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店に入ると人気があるのか人がたくさんいた。







エリスがケエキを選んでいると、後ろから人とぶつかってしまう。






「あ、すみません」





『こちらこそ………』





その時、ぶつかった人物を見てAと相手が固まってしまう。







「あ、あなたはっ……」





『……人虎』







ぶつかってきた相手は、武装探偵社の中島敦だった。






「下がって」







敦の目の前に現れたのは元ポートマフィアの泉鏡花。







鏡花は着物の裾から短刀を出そうとした。それをすかさずAは止めた。







『止めましょう。今は停戦中ですし、それに今は私は個人的な用事で来ています。






貴方方と争う気はありませんよ』






鏡花は少し警戒したままだったが、敦が後ろから鏡花の肩に手を置いた。







敦「鏡花ちゃん、今回はこの人の言葉を信用しよう。





それにここで騒ぎになったら一般のお客さんに迷惑がかかっちゃうし」







鏡花はしぶしぶ短刀をしまった。







『それで?貴方方ここへ何をしに?デートですか?』







Aの「デート」という単語を聞いた瞬間、敦と鏡花の顔が一瞬で赤くなる。Aはそれを見て悪戯っ子の笑みを浮かべた。







『フフフ、初々しいですね』







敦「ち、違いますよ!ぼ、僕たちは探偵社の皆さんのおつかいでケエキを買いに来ただけでっ」







『そうですか。なら太宰にはあれがいいでしょう』







Aが指を指したのは、子供向けの犬の顔の形をしたケエキだった。







敦「本当にこれですか?」







鏡「かわいい……」






『太宰の事は昔からよく知っています。太宰にはあれで間違いないでしょう』







敦「じゃあそうします!ありがとうございました!」







敦と鏡花はそのままケエキを買い店を出ていった。







エ「A!選んだわよ!」






『かしこまりました』







その後の探偵社___________




太「敦君……新手の嫌がらせかい?;」






敦「え?」






太宰はその後嫌々ケエキを食べていた。

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紫陽花(プロフ) - みゃるらさん» ご指摘ありがとうございます。タダのミスですね。訂正させていただきました。 (2018年10月31日 18時) (レス) id: a94eac29fd (このIDを非表示/違反報告)
みゃるら(プロフ) - 続編おめでとうございます。あの、49で芥川が芥川って呼んでるのは間違いですか? (2018年10月31日 17時) (レス) id: b7be159c7f (このIDを非表示/違反報告)
aka - 「鬼の秘書」の続編が見れて凄く嬉しいですっ!紫陽花さんの作品の中で一番好きな作品なので初めて見た時叫び声をあげてしまったぐらいです←これからも無理しない程度で頑張ってください! (2018年10月19日 20時) (レス) id: 1a952e2678 (このIDを非表示/違反報告)
♪美桜♪ - 続編が見れて凄く嬉しいです!これからも更新頑張ってください!応援しています! (2018年10月19日 15時) (レス) id: 951996096a (このIDを非表示/違反報告)
nir(プロフ) - うわぁ!続編だぁ!今週休みがない代わりにこれで疲れが取れます!ありがとうございます! (2018年10月18日 20時) (レス) id: f5c5084d90 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:紫陽花 | 作成日時:2018年10月18日 12時

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