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扉の前に護衛がいるため迂闊な行動はできないA。
暫くするとAのみがワイン倉庫から出てきた。
Aは扉に鍵をかけると、その後何処かへ消えていった。
森《A君、首尾はどうかね?》
『今の所、Aもドストエフスキーにも大きな動きは見られません』
森《そうか……なら引き続き監視をお願いするよ》
『了解です』
Aが首領と話し終えると、ワイン倉庫の扉の前まで来て扉に耳をあて中の様子を盗み聞く。
「あんた……怖くないの?」
Aの部下だろうか。少年の声が聞こえた。
ド「いいえ?こんな部屋など自室と同じです。
何故なら、ぼくの異能は意識と空間を操るからです」
『……意識と空間?』
Aはドストエフスキーの言葉に若干の違和感を感じた。
その時、廊下の向こうから足音が聞こえてきた。
『もう帰ってきましたか……』
Aは素早く物陰に隠れると、Aが再びワイン倉庫に入って行くのを見た。
『どうやらAはドストエフスキーを仲間に引き入れるつもりのようです首領』
森《やはりそうだったか。目的は、私の頸だろうねぇ》
『どういたしますか』
森《”常に先手が勝つ”……頼んだよA君》
『かしこまりました……』
Aは不適な笑みを浮かべると異能で金棒を取り出し、Aが再び出てくるのをジッと待つ。
『(次、Aが出てきたときに一撃で仕留める。
裏切り者には鬼からの制裁を……)』
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紫陽花(プロフ) - みゃるらさん» ご指摘ありがとうございます。タダのミスですね。訂正させていただきました。 (2018年10月31日 18時) (レス) id: a94eac29fd (このIDを非表示/違反報告)
みゃるら(プロフ) - 続編おめでとうございます。あの、49で芥川が芥川って呼んでるのは間違いですか? (2018年10月31日 17時) (レス) id: b7be159c7f (このIDを非表示/違反報告)
aka - 「鬼の秘書」の続編が見れて凄く嬉しいですっ!紫陽花さんの作品の中で一番好きな作品なので初めて見た時叫び声をあげてしまったぐらいです←これからも無理しない程度で頑張ってください! (2018年10月19日 20時) (レス) id: 1a952e2678 (このIDを非表示/違反報告)
♪美桜♪ - 続編が見れて凄く嬉しいです!これからも更新頑張ってください!応援しています! (2018年10月19日 15時) (レス) id: 951996096a (このIDを非表示/違反報告)
nir(プロフ) - うわぁ!続編だぁ!今週休みがない代わりにこれで疲れが取れます!ありがとうございます! (2018年10月18日 20時) (レス) id: f5c5084d90 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紫陽花 | 作成日時:2018年10月18日 12時