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フョ「……あぁ、素晴らしい。
『
太「そうだ。街中の監視映像を統合する無謬の目。その力で此処を見つけ出した。
君がアジトに気を取られている隙にね」
『……よく力を貸していただけましたね』
太「なぁに、勿論条件つきだよ。
力を借りる条件は”君達が掠め取った組合の隠し資産を取り戻すこと”」
フ「手離れした金に興味はないが、《鼠》に盗まれたままでは小癪でな」
その瞬間、後ろに軍隊のような武装した連中がAとフョードルを囲む。
フョ「!」
「後は我々が引き受けましょう、太宰君」
そこにいたのは、丸眼鏡に背広を着た学者風の青年、異能特務課の坂口安吾だった。
フョードルは大人しく膝をつき両手を頭の上に置く。
Aも同じように、手を上にあげじっとしている。
二人に銃口が向けられ、一人の兵がフョードルの腕を掴み拘束しようとする。が____
太「待て!其奴に触れるな!」
フョードルが口元を歪ませた瞬間、その兵は血反吐を吐いて倒れた。
フ「死んだ……」
再び銃が向けられる。二人はそれに一切動じない。
安「妙な動きがあれば即射殺します」
フョ「えぇ、行きましょう」
そのままフョードルは特務課に連れて行かれる。
Aは拘束したまま、太宰に預けられた。
『なぜ私は連行されないのですか』
太「君は私達が見張ることとなったのだよ。
さぁ、大人しくしててもらおうか」
Aは言われるがまま、その場でじっとしているだけだった。
それはもう、不気味なくらいじっと________
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猫好き - ドス君最高!!やっぱり最高( ̄▽ ̄)bグッ (2019年1月10日 1時) (レス) id: fdca804d9b (このIDを非表示/違反報告)
ニコニコ - ん〜地方にもよるかも知れませんが、ロシアンティーはジャムを舐めながら、お茶を飲むのが一般的ですよ。 (2018年9月17日 2時) (レス) id: dd9eae3b3c (このIDを非表示/違反報告)
紫陽花(プロフ) - ほるむさん» 構いませんよ!楽しみにしています! (2018年8月31日 8時) (レス) id: a94eac29fd (このIDを非表示/違反報告)
ほるむ(プロフ) - 紫陽花さん» はい、ありがたき幸せです!外見はできるだけ設定に沿わせたいのですが、大した画力がないので保証は出来なくなってしまいますがお許しください…。 (2018年8月31日 8時) (レス) id: e99fd65880 (このIDを非表示/違反報告)
紫陽花(プロフ) - ほるむさん» ありがとうございます!お願いしてもよろしいでしょうか? (2018年8月31日 7時) (レス) id: a94eac29fd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紫陽花 | 作成日時:2018年8月23日 18時