検索窓
今日:2 hit、昨日:5 hit、合計:127,059 hit

28. ページ29

フョ「……あぁ、素晴らしい。




神の目(アイスオブゴット)』ですね……?」






太「そうだ。街中の監視映像を統合する無謬の目。その力で此処を見つけ出した。




君がアジトに気を取られている隙にね」






『……よく力を貸していただけましたね』






太「なぁに、勿論条件つきだよ。




力を借りる条件は”君達が掠め取った組合の隠し資産を取り戻すこと”」






フ「手離れした金に興味はないが、《鼠》に盗まれたままでは小癪でな」






その瞬間、後ろに軍隊のような武装した連中がAとフョードルを囲む。






フョ「!」






「後は我々が引き受けましょう、太宰君」






そこにいたのは、丸眼鏡に背広を着た学者風の青年、異能特務課の坂口安吾だった。






フョードルは大人しく膝をつき両手を頭の上に置く。






Aも同じように、手を上にあげじっとしている。






二人に銃口が向けられ、一人の兵がフョードルの腕を掴み拘束しようとする。が____





太「待て!其奴に触れるな!」






フョードルが口元を歪ませた瞬間、その兵は血反吐を吐いて倒れた。






フ「死んだ……」






再び銃が向けられる。二人はそれに一切動じない。






安「妙な動きがあれば即射殺します」






フョ「えぇ、行きましょう」






そのままフョードルは特務課に連れて行かれる。






Aは拘束したまま、太宰に預けられた。






『なぜ私は連行されないのですか』






太「君は私達が見張ることとなったのだよ。





さぁ、大人しくしててもらおうか」






Aは言われるがまま、その場でじっとしているだけだった。






それはもう、不気味なくらいじっと________

29.→←27.



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (142 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
269人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

猫好き - ドス君最高!!やっぱり最高( ̄▽ ̄)bグッ (2019年1月10日 1時) (レス) id: fdca804d9b (このIDを非表示/違反報告)
ニコニコ - ん〜地方にもよるかも知れませんが、ロシアンティーはジャムを舐めながら、お茶を飲むのが一般的ですよ。 (2018年9月17日 2時) (レス) id: dd9eae3b3c (このIDを非表示/違反報告)
紫陽花(プロフ) - ほるむさん» 構いませんよ!楽しみにしています! (2018年8月31日 8時) (レス) id: a94eac29fd (このIDを非表示/違反報告)
ほるむ(プロフ) - 紫陽花さん» はい、ありがたき幸せです!外見はできるだけ設定に沿わせたいのですが、大した画力がないので保証は出来なくなってしまいますがお許しください…。 (2018年8月31日 8時) (レス) id: e99fd65880 (このIDを非表示/違反報告)
紫陽花(プロフ) - ほるむさん» ありがとうございます!お願いしてもよろしいでしょうか? (2018年8月31日 7時) (レス) id: a94eac29fd (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:紫陽花 | 作成日時:2018年8月23日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。