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142. ページ43

テスト返却日____________



どうやらAの知らない間にA組とE組で賭けをしていたらしい。



5教科で一位を多くとった方が負けた方になんでも一つだけ命令ができるということらしい。



E組でも学年一位をとれば、殺せんせーの触手を破壊できる権利を得るらしい。



そして結果発表___________



英語、中村莉桜、学年一位

理科、奥田愛美、学年一位

社会、磯貝悠馬、学年一位



A組とは3対2で勝利となった。



惜しくも国語は神崎が逃したが、いいところまではいっていた。



そして数学は、浅野学秀が満点で幕を閉じた。




『皆さんおめでとうございます』



教室にて喜んでいる生徒達に激励の言葉をなげかけるA。



太「いや〜まさかA組に勝ってしまうとはね


このクラスはこれからもどんどん伸びそうだ」



敦「皆さん、おめでとうございます!」



『ん?そういえば、業君はどうしたのですか?』



渚「業君なら……」



外に目線をやると、業と殺せんせーがなのやら話しているのが見えた。



渚「業君、きっとすごく悔しかっただろうな……」



杉「まさか業があんな点数とるなんて、本人も思わなかっただろうしな」



『業君はどうやら、自分のことを過大評価しすぎていたのかもしれませんね。


彼のような人間は、一度挫折でもしないと成長しませんからね』



太「生まれ持っての天才なんて一握りしかいない


彼は今後、きっと大きく成長するだろうね」



磯「A先生!」



『どうしましたか?』



磯「先生に事前に教えてもらったおかげです!ありがとうございます!」



『お礼を言うのは、あの生物を殺してからにしてください


貴方方全員に期待していますから』



Aは薄く微笑んで教室を出た。



太「まさかAが他人に期待するなんてね、明日は蛞蝓でも降ってきそうだ」



茅「A先生、私達のこと信用してくれてるのかな?」



渚「わからない、何考えてるかいまいち掴めない人だけど


でも、確実に心は開いてくれてるよ、あの人」



前「マフィア様に期待されちゃあ、答えないわけにはいかないな!」



その日を境に生徒達とAの離れていた糸が少し近づいた気がした。

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ベコ(プロフ) - 早く中也とのイチャイチャ出てこないかな。てか凄く好きです!この作品大好き!めっちゃファンです!続き楽しみにしてます頑張って下さい (2018年6月23日 4時) (レス) id: 7f4e6905fd (このIDを非表示/違反報告)
ロウ - もう大好きです!この小説もうファンみたいなものにでもなっちゃいそうです!! (2018年6月22日 23時) (レス) id: 15eeb3cf2b (このIDを非表示/違反報告)
ベコ(プロフ) - ヤバイヤバイやばい!なんですかこれは!面白すぎです!続き楽しみにしてます頑張って下さい! (2018年6月21日 21時) (レス) id: 7f4e6905fd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:紫陽花 | 作成日時:2018年6月19日 21時

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