鬼と暗殺 二【文スト×暗殺教室】

５１． ページ2

その時、教室の扉が開き殺せんせーが入ってくる。



殺せんせーは今朝Aに見せた分厚いしおりを持っていた。



殺「一人一冊です」



磯「なんですか？」



殺「修学旅行のしおりです」



殺せんせーはマッハでしおりを配っていく。



三「おもっ！」



前「辞書だろこれ！？」



殺せんせーはしおりの説明を始める。



殺「イラスト解説の全観光スポット、お土産人気トップ１００、旅の護身術入門から応用まで昨日徹夜で作りました


初回特典は組み立て紙工作金閣寺です」



前「どんだけテンション上がってんだよ！」



太「へぇ〜、これ入念に調べてあるね。


流石は月を破壊した超生物だ、このくらいのことは朝飯前ってところだね」



敦「なんでもありですね……；」



殺「先生方もどうぞどうぞ！」



『いえ、私達は修学旅行には参加いたしませんので結構ですよ』



殺「にゅやっ！来ないんですか？！


折角A先生と回ろうと美味しいスイーツ屋さんを探したというのに……」



「「なにデートしようとしてんだよ！」」



生徒達の的確なツッコミが飛び交う。



『ならその部分だけ貰っておきますね』



Aはしおりの項目の、京都お勧めスイーツ店トップ１００のページを切り取った。



『では私はこれで一旦失礼させてもらいますね』




Aは教室を出ていった。



『エリス嬢の為のスイーツ店を探す手間が省けました


却説……』



Aは職員室に足を運んだ。

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