鬼と暗殺 二【文スト×暗殺教室】

７０． ページ21

先程の不良がAを人質にナイフを首元に突き立てている。



殺「A先生！」



「全員動くなよ、この姉ちゃんの顔に傷をつけられたくなかったらな」



男はナイフでAの着物の襟を斬ってはだけさせていく。



渚「A先生！


……！？」



その時渚は隣から尋常じゃないほどの殺気を出している首領を見た。



渚「(な、なんだこの尋常じゃないほどの殺気は……)」



森「その子を離してもらおうか」



「黙れ！それ以上しゃっべたらどうなるか判ってんだろうな」



首領はため息をついた。



森「君はどうやら、敵を見る目がないようだね


私は君の為をもって言ってあげているのだよ」



「あ？何云って＿＿＿＿＿＿＿＿」



その時Aは一瞬にて男を投げ飛ばした。



「がはっ！」



森「頭の弱い君に一つ教えてあげよう。


鬼は慈悲なんてもたない、もう少し経験値をつんでから出直すといい」



Aは黙って男の腹を殴って気絶させた。



『はぁ…折角の着物が台無しですね』



茅「すごい……あんなに一瞬でやっつけちゃうなんて……」



殺「流石はマフィアです。相手の急所を的確に狙った攻撃ですね」



杉「とりあえず外に出ない？」



杉野の一言で全員外に出た。

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