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本部に戻ってきたAは、酔い潰れて寝ているであろう中也の元に向かった。



自身の執務室に入ると、そこにはソファに寝転がっている中也がいた。



中也はAの存在に気づいて起き上がる。



中「どこ行ってたんだ?」



『ちょっと呼び出しをされてね


中也はもう大丈夫なの?』



太宰と会っていたなんてバレると後々面倒なので自然と会話を逸らす。



中「ああ……少し頭が痛えくらいだ



それより……ちょっとこっちこい」



中也に腕を引っ張られ、バランスを崩したAは中也に抱きしめられた。



『どうしたの中也?やっぱりまだ酔ってるんじゃ……』



中「……青鯖の匂いがする」



こいつの嗅覚は一体どうなっているのか、そう思ったが口には出さない。



中「まさかさっきまで会ってたやつってのは……」



Aは諦めたようにため息をついて白状した。



『そうよ、太宰と少しあってきたの


今回の事件について聞きたいことがあったからね』



嘘はついていない。然し中也の顔はみるみる不機嫌になっていく。



そして少し油断していると、いつの間にかソファに押し倒され、Aの上には中也が乗っていた。



中「手前は俺のもんだって教え込む必要があるな」



そう言って中也はAの唇に自身の唇を重ねてきた。



深くとろけるような接吻がAの頭をかき乱す。



唇が離れると、中也は妖笑してAを見ている。



中「なんて顔してやがる、そのとろけた顔は俺しか見れねえ最高の特権だな」



中也はその場の勢いでAのベストを脱がせようとするが、その手を止めるA。



『ま、待って……』



中「あぁ?ここまできてお預けか?」



『違う……ここじゃ嫌……


私の家に行きましょ?』



頬を赤らめ、恥じらいながらそう言ったAに中也までも顔を赤くする。



中「わ、わかったよ……じゃあ行くぞ」



中也に腕を引かれ、家に向かった。



中「(あの顔は反則だろうが!俺の心臓が持たねえ……)」

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雨傘響音(プロフ) - だざさんん…(´;ω;`)暗殺教室とのコラボですか!?どっちも好きなので嬉しいです!! (2018年6月13日 21時) (レス) id: f78f4d1bf8 (このIDを非表示/違反報告)
ツユクサ - 太宰さんが切ない。゚(゚´Д`゚)゚。 でも夢主ちゃんが結ばれてよかったぁぁぁ (2018年6月13日 18時) (レス) id: 1bd5282e9a (このIDを非表示/違反報告)
ラインハルト大好き(プロフ) - 今度は名探偵コナンの降谷零落ちの小説が見たいです (2018年6月12日 21時) (レス) id: 77af8aedef (このIDを非表示/違反報告)
にぃ - あああぁ!夢主おめでとうございます!!太宰さんにも幸せになってほしい...。 (2018年6月9日 23時) (レス) id: d0d6790e43 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:紫陽花 | 作成日時:2018年6月9日 21時

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