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『じゃあ私はそろそろ帰るわね。
あんまり帰りが遅いと怪しまれちゃうから』
そう言ってAは席を立つ。
太「A、君は強い。たまには他人に救済を求めてもいいのだからね」
Aは太宰のその言葉に目を丸くする。
そして、少し微笑んだ後、何も云わずにその場を去っていく。
一人残された太宰はポツリとつぶやいた。
太「先刻の告白、あれは本音だよA……
然し、どうやら君の瞳の奥に映っている王子様はどうやら私ではないらしいね。
今回だけは、完敗だよ中也……
どうか彼女を幸せにしてやってくれ」
誰もいない館内に、太宰の声だけが反響していた。
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雑談
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雨傘響音(プロフ) - だざさんん…(´;ω;`)暗殺教室とのコラボですか!?どっちも好きなので嬉しいです!! (2018年6月13日 21時) (レス) id: f78f4d1bf8 (このIDを非表示/違反報告)
ツユクサ - 太宰さんが切ない。゚(゚´Д`゚)゚。 でも夢主ちゃんが結ばれてよかったぁぁぁ (2018年6月13日 18時) (レス) id: 1bd5282e9a (このIDを非表示/違反報告)
ラインハルト大好き(プロフ) - 今度は名探偵コナンの降谷零落ちの小説が見たいです (2018年6月12日 21時) (レス) id: 77af8aedef (このIDを非表示/違反報告)
にぃ - あああぁ!夢主おめでとうございます!!太宰さんにも幸せになってほしい...。 (2018年6月9日 23時) (レス) id: d0d6790e43 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紫陽花 | 作成日時:2018年6月9日 21時