２５９．番外編 ページ10
太「さぁて、そろそろ帰ろうか。日も暮れてきたことだし」
太宰は墓石に背を向けAを見ながらそう云った。
『……』
Aは先程から何やら太宰の後ろをじっと見ている。
太「Aちゃん？どうかしたのかい？」
Aはハッとしたように太宰を見た。
『いや、後ろで赤毛の男の人がこちらを見ていたので』
太宰はAの言葉を聞いてバッと後ろを振り返った。
太「……そこにいるんだね。織田作……」
『太宰さん？』
太「……なんでもないよ。さぁ、帰ろうか」
『はい！あの、またここに来てもいいですか？』
太「！……あぁもちろん。いつでも来てあげてくれ。
きっと織田作も喜ぶ」
そしてAと太宰は手を繋いで自宅へと帰って行くのであった。
太宰をよろしく頼む＿＿＿＿＿＿＿＿＿どこかでそんな声が聞こえた気がした。
今日はハロウィン、死者の魂が現世へ帰ってくる日＿＿＿＿＿＿＿＿
大切な人とももう一度会えるかもしれませんね＿＿＿＿＿＿＿＿
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
紫陽花です。
大遅刻ですが、ハロウィンの番外編できました！
ただ織田作のこのくだりをしたかったのと、太宰さん達に特攻服を着て欲しいというためだけに作りました。
ハロウィンＶｅｒ．のイメ画です。
よければ評価お願いします。
それでは本編に戻ります。
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姉系チート2号（データ消えちまった成）(プロフ) - 更新楽しみにしています！ (2019年5月21日 10時) (
レス) id: 41a0229c91 (このIDを非表示/違反報告)
まる - 作品を作る前にルールをしっかりご確認下さい。オリジナルフラグをちゃんと外して下さい違反行為ですので。外し忘れ、とかいう軽い意識はおやめ下さい。オリジナルの新着に二次創作が上がってくる事を不快に感じる人もいます (2018年11月10日 20時) (レス) id: 860a58c456 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫陽花
| 作成日時：2018年11月10日 19時
