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それからAと敦は外に出て調査を始めた。
敦「「不楽本座」は「自分の席に戻るのを嫌がる」か……
一体どんな残虐な殺害方法だろう?」
その時、Aの携帯に着信が入る。
『はい』
安《特務課の坂口です》
電話の相手は特務課の安吾だった。
安《太宰君との連絡が取れないのですが、居所をご存じありませんか?》
『連絡が取れない……?太宰さんなら朝から競馬に向かった筈ですが……』
安《彼は相変わらずですね。ではAさん、社の皆さんに伝えておいてください。
連続殺人の被害者ですが……当日の護衛人員や予定内容が政府関係者の手で改竄操作されていた形跡がありました》
『それはつまり……政府の中に犯人の一味が?』
安《或いは……これ程徹底捜査しても何も出ない点からして、《天人五衰》とは何らかの政府機関の裏の顔なのかも……
兎に角注意を》
「やぁ」
『!』
その時、Aと敦に話しかける人物が一人。
敦「貴方は慥か___司法省の」
『斗南司法次官』
斗「君達は探偵社の、深田さんにそちらは新人だね。
日曜日にまで捜査ご苦労」
斗南は二人に笑みを向けた。斗南は二人が姉弟関係であることは知らないらしい。
Aはどこか斗南のわざとらしい笑みに違和感を感じていた。
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姉系チート2号(データ消えちまった成)(プロフ) - 更新楽しみにしています! (2019年5月21日 10時) (レス) id: 41a0229c91 (このIDを非表示/違反報告)
まる - 作品を作る前にルールをしっかりご確認下さい。オリジナルフラグをちゃんと外して下さい違反行為ですので。外し忘れ、とかいう軽い意識はおやめ下さい。オリジナルの新着に二次創作が上がってくる事を不快に感じる人もいます (2018年11月10日 20時) (レス) id: 860a58c456 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紫陽花 | 作成日時:2018年11月10日 19時