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その頃乱歩はというと既に犯人を追い詰めていたところだった。
犯人は、小栗虫太郎という現実改変系の異能を持った男だった。
そして今、乱歩は犯人を追い詰めた状態で、送迎車の運転手に銃を突きつけられていた。
乱「おやおや」
「俺の嫌いな荷物は三つある。
喋りすぎる荷物、厄介事を持ち込む荷物、代金を払わない荷物。
現状あんたは全部該当してる。何か云う事は?」
乱「無いよ、僕はね。でも彼にはある」
虫「銃をしまえ逃がし屋!探偵に口実を与えるな!」
「?」
虫「判らんか?奴の弾劾に証拠は皆無!
最初からこの男に勝ち目はない!
現行犯でもない限りはな!」
運転手はそれでも銃を仕舞おうとはしない。
「銃を前に口実もくそもない。_____車を降りろ。
座席を汚したくない」
乱歩は銃を向けられているにも拘わらず未だに余裕の表情を崩さない。
乱「銃って面白いよね。持つと何故か全員莫迦になる。
悪いけど_____最初からこの状況が目的だ」
虫「!?」
車の周りには、いつの間にか大勢の軍警が取り囲んでいた。
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姉系チート2号(データ消えちまった成)(プロフ) - 更新楽しみにしています! (2019年5月21日 10時) (レス) id: 41a0229c91 (このIDを非表示/違反報告)
まる - 作品を作る前にルールをしっかりご確認下さい。オリジナルフラグをちゃんと外して下さい違反行為ですので。外し忘れ、とかいう軽い意識はおやめ下さい。オリジナルの新着に二次創作が上がってくる事を不快に感じる人もいます (2018年11月10日 20時) (レス) id: 860a58c456 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紫陽花 | 作成日時:2018年11月10日 19時