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272. ページ23

それから数分が経った__________







箕「全く……おい好敵手(ライバル)!お前は何をしてるんだ?」







ポ「原稿を速読中である!乱歩君の一助となる情報が何かあるやも!」








「箕浦さん。その____話題の「推理作家殺し」ってどんな事件なんですか?」






箕「知らんのか。あの事件はな______






第一発見者は旅館の女将。廊下を歩いていた茶運び人形。






だが運んでいたのは湯飲みではなかった_____耳だった。





被害者は凄腕の推理作家。執筆の為長逗留していた旅館の自室で殺害された。






五分前に仲居が様子を見たときはまだ執筆中だったとの事。





旅館は人の出入りを把握していたが、犯人の目撃はなし。






そして最大の謎は殺害状況が彼の作中の殺人と酷似していた事___





これが世間を賑わす通称「金田一殺し」の概要だ」







ポ「そしてその最終話を読めば原稿を盗んだ者の正体も判る。





そう踏んだのであるが」






ポオは原稿の最終頁に目をとめた。







ポ「これは……?






最終頁……《了》の時に滲みが……






これは……水滴?





いや……よく見るとこの頁だけ直筆ではなく複写印刷された紙か。






何故……」








その時、どこからともなく鴉の鳴き声が響いた。








《カァァァァァァァ!》







ポ「どあああぁぁ!」







ポオは鴉の鳴き声に驚き少し飛び跳ねた。








ポ「驚いた……我輩の着信音であるか」







「何、今の音」






ポ「鴉の鳴き声である」






箕「何故自分で驚く」







ポ「滅多に着信しないので」







ポオが携帯を見た瞬間と同時に、Aの携帯に一通のメールが入っていることに気がつく。







『これは……!?』


__________________________
夢主のイメ画です!



素敵な夢主さんをありがとうございます!


これからも応援よろしくお願いします!

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姉系チート2号(データ消えちまった成)(プロフ) - 更新楽しみにしています! (2019年5月21日 10時) (レス) id: 41a0229c91 (このIDを非表示/違反報告)
まる - 作品を作る前にルールをしっかりご確認下さい。オリジナルフラグをちゃんと外して下さい違反行為ですので。外し忘れ、とかいう軽い意識はおやめ下さい。オリジナルの新着に二次創作が上がってくる事を不快に感じる人もいます (2018年11月10日 20時) (レス) id: 860a58c456 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:紫陽花 | 作成日時:2018年11月10日 19時

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