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幸「姉ちゃんって、織田作より強いのか?」








『さぁ……でも、織田作は怒ったらマフィア一恐ろしいでしょうねぇ』









少し悪戯っぽく云って見ると、子供達は少し驚いていた。









克「マフィア一ってかっけー!」








幸「そうと決まれば織田作を絶対に仕留めるぞ!作戦会議だ!」








咲「お姉ちゃんも一緒に考えよう!」









『え?私も?』








その後、Aも織田作を仕留めるための作戦会議に参加させられ、気がつけば日付が廻っていた。









『もう夜も遅いですね。私はこれで失礼しますね』








幸「あ、姉ちゃん!また遊びにきてくれよな!今度は姉ちゃんも仕留めてやるぜ!」









『えぇ……”さようなら”』








Aはそう云うと部屋から出て行った。外に出ると、忌々しいほどに月が綺麗に輝いていた。









Aは車に乗り込むと、窓を開け車の中で煙草に火をつけた。嫌な気分を紛らわすかのように口から煙を吐き出した。








車を発進させ、ある人物と会うための待ち合わせ場所に向かった。








バックミラーから見える洋食屋が、だんだんと小さくなりついには何も見えなくなった。









口にくわえた煙草の吸い殻を握り潰し窓から捨てた。先程の子供達の笑顔を思い出す度に、織田作の顔が脳裏をちらつく。









子供達に会いに行くべきではなかった。罪悪感を更に増幅させただけだったのだ。








『……良い子達だった。ごめんなさい』








誰も聞いていないと判っていても謝らずにはいられなかった。









何が鬼だ。聞いて呆れるな、と自虐的に笑ってみせた。

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(プロフ) - リゼロの作品を作って欲しいです (2019年2月10日 13時) (レス) id: e6531a4753 (このIDを非表示/違反報告)
榊の燕(プロフ) - このシリーズ見てていつも思うんですけど夢主の設定見てると鬼徹が脳内に浮かびます。このシリーズ好きですこれからも頑張ってください (2019年2月4日 23時) (レス) id: 1bf9cce919 (このIDを非表示/違反報告)
入水系女子の朝窪(プロフ) - 黒の時代読みたいと思ってたら続編出してくださって!!嬉しいです!!無理のないように更新頑張ってください♪ (2019年2月4日 3時) (レス) id: df0fb30e51 (このIDを非表示/違反報告)
きの(プロフ) - 続編 御目出度う御座います!此れからも頑張って下さい。応援してます!あんまり気にしたらダメだけんね?更新待っとるばい! (2019年2月3日 20時) (レス) id: e1459da1b7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:紫陽花 | 作成日時:2019年2月3日 20時

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