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§魔法39§ ページ43

私は思いきって告白した。すると、京介が頬を紅く染めて言った。


「…俺もだ…。」


ヒュウヒュウと声援が飛びあい始めた。


「いいか、ガンダレス。よく見ておけ。あぁ言うのを¨リア充¨と言うんだ。」


白い髪の悪魔の子…リュゲルが弟のガンダレスに言う。


「リア充?何だそれ?」


ガンダレスがリュゲルに聞き返す。


「リア充と言うのは、¨リアルに充実している¨と言う意味だ。」


「さっすが、リュゲル兄!すげーや!」


「言うなガンダレス…それ以上何も言うな…。」


そんなやり取りをしているバラン兄弟に、主人であるマサキくんが怒った。


「お前ら、ほんっとKYだな!さっさと魔界に帰りやがれ!」


「「ちょっとm…うわぁぁぁぁ!」」


バラン兄弟は強制的に魔界に送られた。


「アハハハ…で、A。約束を破ったってどういう意味だ?」


霧野先輩が聞いてきた。


『それは…』


私はそう言うと、皆を時空の狭間の空間に連れて行った。


「ここは…!」


霧野先輩がそう呟く。


私はその場を立ち、みんなの方を向いた。


『ここは、時空の狭間の空間。ここでみんなに私の過去をお見せします。』


すると周りの景色が変わり、懐かしい町の風景が現れた。


「きょーすけ!ゆーいち!待てー!」


「ほら、京介。逃げなきゃ捕まるぞ!」


「分かってるよ!」


私たちが、鬼ごっこをして遊んでいる。


「…兄さん。」


京介がそう呟いた。


また風景が変わり、今度はお父さんとお母さんが写った。


「…これ下さい。」


お母さんがそう言うと、八百屋のおじさんがニヤニヤしながら言った。


「じゃあ、1000円だな。」


「…そんな!ここには100円と書いてあるじゃないか!」


お父さんがおじさんに訴える。


「迷惑料込みだ。」


「分かりました。」


お母さんが渋々お金を出す。


「まいどあり!」


おじさんは嬉しそうにそう言った。


「アイツ…ひでぇやつだな…。」


マサキくんがそう言った。


景色が夜に変わり、部屋に大勢の大人が押し寄せ、お父さんとお母さんと剣を交えていた。


「A!早く逃げなさい!」


お母さんが私に叫ぶ。


「あ…あっ、あぁ…」


あの時私は、腰が抜けて立てなかった。


「A!はやk…」


お母さんは剣で刺されその場に倒れた。


「母さん!ぐっ…」


よそ見をしたお父さんは不意を付かれ、剣で刺されてしまった。


「パパ、ママ!」


幼い私は急いで駆け寄った。

§魔法40§→←§魔法38§ 京介side


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こにゃんこ(プロフ) - リベロさん» ありがとうございます。よろしくお願いします。 (2014年5月18日 16時) (レス) id: e926bcc882 (このIDを非表示/違反報告)
リベロ - 友希です。フレコ登録しやした。僕のフレコ→1735-9977-2170だと思います。よろしくお願いします。 (2014年5月13日 17時) (レス) id: 5cb06e6d5a (このIDを非表示/違反報告)
こにゃんこ(プロフ) - 今さらですが、この作品に嫌われ要素みたいなのが入っているので、R18をつけた方がいいですかね?コメント待ってます。 (2014年4月23日 23時) (レス) id: 6a433d4c78 (このIDを非表示/違反報告)
剣城貴音 - こにゃんこさん» 続編、見ました!続きが気になります! (2014年2月28日 17時) (携帯から) (レス) id: b32fdb91ad (このIDを非表示/違反報告)
こにゃんこ(プロフ) - 続編出しました。まだプロローグしか書いてませんが…。 (2014年2月28日 17時) (レス) id: 6a433d4c78 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:こにゃんこ | 作成日時:2014年2月2日 11時

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