【イナGO】魔法の国のドラゴンの少女

§魔法35§ ページ38

「A様、起きて。」


メイアちゃんに起こされ、カーテンを開けると朝日が昇っていた。


私は、ご飯を食べずに眠ってしまったらしい。


私は朝ご飯を食べ、身支度を整えると、すでにみんな集まっていた。


『それじゃあ、行こうか。雷門魔法学校へ。』


私がそう言うと、みんな一斉に瞬間移動した。









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私が魔法教会のドアを勢いよく開けると、みんなの視線が一気に私に集まった。


「…何しに来やがった！裏切り者が！」


霧野先輩がそう怒鳴る。でも、私はそれを無視して歩いた。


ステージに昇り、理事長から無理矢理マイクを奪い取った。


『みなさん、ごきげんよう。私達フェーダは、貴方たちに宣戦布告をしに来ました。対戦日は今日から一ヶ月後。精々楽しませて下さいね♪哀れな人間♪』


「じゃあ、僕からも一言。」


そうサリューくんが言った。


「おじさん、後悔しても遅いんだからね。対戦の日、楽しみにしてるよ。では、」


そう言って帰ろうとすると、聞き覚えのある声が響いた。


「A！！俺は裏切ったお前を許さない。絶対お前を殺す！」


『あらあら、剣城京介くん。そんなんで、私を倒せるの？足震えてるよ♪』


私は剣城の足を指差した。


「…っ」


『ふふ、では一ヶ月後、また会いましょう。』


そう言って私達は、瞬間移動した。

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