71，コネシマ先生 ページ25
コンコンッ
「あの…シッマ…入ってもいい？」
「なんやA、そないに改まって。入ればええやん」
「お邪魔します」
シッマの部屋には物が殆んど無い、眠るためのベッドと一応おいてあるような机…それ以外は殆んど見当たらない
「A、このまえは…ごめんな？」
「い、いいのいいの！気にしないで？」
「ほんまに！！良かったわぁ…お仕置きされるとおもってん…」
「お仕置き…？」
「え？悪いことしたら鞭でスパァン！されるやろ？」
「されないよ！？物騒だよ！」
「されへんの！？俺はあんま無かったけど、昔のシャオロンとか言うこと聞かなすぎてよお鞭でスパァンされとったで」
「い…痛々しい…」
「一部の人間はあれで喜ぶんやろ？」
「それアウトーー！！」
とんだ性癖の話だよ！やめたげてよぉ
「まぁ…Aは優しくペチペチするくらいで許してくれるやろか」
「しないから…本題入っていい？」
「おう！なんや！このコネシマに何でも相談せぇ！」
説明中…
「要するに、スプリングとしての魔力を安定して供給できるようになりたいんやな？」
「そうそう！ついでに天界の理とか誓約とか…もう少しだけ知れたらなって…私、バカだから全部は覚えられないと思うけど…グルッペンのあの行動に怯えてるだけじゃダメだと思って」
「Aはほんまに優しいなぁ！そういうことなら直ぐに訓練や！このコネシマに任しとき！」
すると彼は分厚い本を何冊も私の目の前にドサドサと重ねていく…え？
「魔力の訓練は勉強にあり！こうみえても俺は勉強得意なんや！教えるのは少し苦手やけど確り教育したるから覚悟せぇ！」
「わかったよシッマ」
「シッマァ？コネシマ先生と呼ぶんや！」
「はいコネシマ先生！」
「フゥーン！よろしい！」
コネシマ式指導が始まってしまった
その日から生活のサイクルがだいぶ華やかに変わったと思う
トントンに渡された仕事をしてまんちゃん達とお茶会をするかしゃおちゃんとお話をする。たまにゾムか先輩と一緒にお出掛けして夜には
「A、夜の授業の時間やで」
「言い方…」
「夜の保健体育の授業にしてやってもええぞ」
「私が悪かったですコネシマ先生、魔力について教えてください」
「なんやねん…拒絶するのにそういうことしたがるんは」
「したいわけじゃ…」
「ま、どうでもええがのぉ」
コネシマ先生…本気で虚無な表情するから若干怖い
「筆記はこんなもんやろ。明日テスト兼ねて実践するから朝庭にくるんやで」
テスト…だと！？
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夜空音 - 愛蘭さん» ありがとうございます。閻魔についてはモブのような扱いなので誰とは言いません。ご想像にお任せします、読んでいて楽しい方にしてください。 (2018年2月11日 23時) (
レス) id: e45f91e071 (このIDを非表示/違反報告)
愛蘭 - 感想失礼します…！世界観とか本当に好きですしんどいですよもう…ひとつ質問なんですが、閻魔樣ってもしかして赤髪のともさんだったり…?私の勝手な考えなので間違っていたらすいません;;これからも更新頑張ってください！！ (2018年2月11日 3時) (レス) id: e6a6c1647f (このIDを非表示/違反報告)
夜空音 - BOXさん» ありがとうございます！もう少し掘り下げていけたらと思っています (2018年2月4日 0時) (レス) id: ff9c6a4fe6 (このIDを非表示/違反報告)
BOX - 設定とかストーリーとか面白くて好きです!これからも更新楽しみにしてます!語彙力なくて申し訳ないです笑 (2018年2月3日 18時) (レス) id: b4de0e99f9 (このIDを非表示/違反報告)
夜空音 - もちさん» ありがとうございます！休みが終わってしまったので更新ペースは落ちますがこれからも頑張ります！ (2018年1月11日 23時) (レス) id: 04cb530f88 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜空音 | 作成日時：2018年1月8日 3時
