62，乙女心があるんです ページ14
「グルッペンの犬でしょ！どうにかしてよ！」
「めっちゃ面白いことしてるな」
「グルッペンセンセぇ〜Aに後頭部ひっぱたかれましたぁ」
「ハッハッハッハッ！！」
高笑い…邪悪じゃないスッキリした高笑いだよ
何がそんなに面白いのか。ご主人様は君だろうちゃんとしてくれ
「そりゃ！急に…身体中触られて…あんなこと言われるなんて…！許されないよ！いくらシッマが何も考えてなくても！」
「考えとるわ！Aも人間やからこういうの気持ちえぇんかなって」
「だからそれがダメだって言うの！」
「なんでや！俺やって気持ちいい場所くらいあるんやからAにもあるやろ！」
「間違ってないけど当たり前のように口に出すな！」
「お前ら…賑やかだな。少しうるさいゾ」
「怒られてるもうたやんけ！」
「シッマのせいだから知らないよ！」
シッマはわりとまともだとおもってたのになぁ…金髪碧眼…グルッペンより見た目が天使なのに中身がもう…！悪魔といより本当に獣！
「まぁいいではないか、Aも天界に馴れてきたと言うことで」
「よくない！」
「よくないか？…そうだ、コネシマばかりAに触れるのは不公平だな…ふむ」
突然考え込むグルッペン…嫌な予感が…
「A、俺にもお前の体を堪能する義務がある」
「荷物をまとめて帰ります」
「地の果てまで追いかけるから心配するな」
「おまわりさーん」
「いねぇよ。そういうことだから…ちこうよれ」
「ぜったいに嫌」
「そういうな、すぐに良くなる」
何が良くなるのか！あ、こら近づくな！
「コネシマも、一緒に楽しんだらどうだ？」
「ほんまでっか！？なら遠慮せず」
「ぇ…！あっ…やっ！ばかばかばか！んぁ」
グルッペンの細身で確りと骨ばった手が服に侵入する、コネシマは体をこれでもかと言うほど密着させてくる。拒否したくても声は出せない、おそらくグルッペンのせいだろう
不思議と怖くないのも私が刺激を求めてるからなのかもしれない。でも
「私は…びっ…ちには！なりたくない！」
「ん？なんだ…嬉しくないのか？」
「嬉しく…なんかない！…こんなの変だもん」
「変か？…それは人間の基準だな…悪魔には関係ない、よくあることだ」
私だって刺激は欲しい、なんならこのイケメン二人に体を預けてしまいたい気持ちはある
恋とか愛とかどうでもよくて、ただ刺激が欲しいときなんて何回もある。人間だから
でも、純粋な乙女心が少なからずあるわけで
「絶対に嫌！」
私は抵抗を始めた
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夜空音 - 愛蘭さん» ありがとうございます。閻魔についてはモブのような扱いなので誰とは言いません。ご想像にお任せします、読んでいて楽しい方にしてください。 (2018年2月11日 23時) (
レス) id: e45f91e071 (このIDを非表示/違反報告)
愛蘭 - 感想失礼します…！世界観とか本当に好きですしんどいですよもう…ひとつ質問なんですが、閻魔樣ってもしかして赤髪のともさんだったり…?私の勝手な考えなので間違っていたらすいません;;これからも更新頑張ってください！！ (2018年2月11日 3時) (レス) id: e6a6c1647f (このIDを非表示/違反報告)
夜空音 - BOXさん» ありがとうございます！もう少し掘り下げていけたらと思っています (2018年2月4日 0時) (レス) id: ff9c6a4fe6 (このIDを非表示/違反報告)
BOX - 設定とかストーリーとか面白くて好きです!これからも更新楽しみにしてます!語彙力なくて申し訳ないです笑 (2018年2月3日 18時) (レス) id: b4de0e99f9 (このIDを非表示/違反報告)
夜空音 - もちさん» ありがとうございます！休みが終わってしまったので更新ペースは落ちますがこれからも頑張ります！ (2018年1月11日 23時) (レス) id: 04cb530f88 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜空音 | 作成日時：2018年1月8日 3時
