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#57 ページ8

『臣さんご馳走様でした』


臣「あぁ、喜んで貰えて良かった。今からはどうするんだ?」


『学校に行けないので、自分で少し勉強します』


臣「わかった。俺は買い出し行ってくるが、寮には誰かしらいるから何かあったら頼るんだぞ」


『はい』


買い出しに出掛ける臣さんを見送り
自分の部屋に戻る


変わらなきゃいけないのに
『助けて』の一言が言えない
言えたらどんなに楽なんだろうか


勉強をひろげるも中々進まず
時間だけが過ぎていく


コンコン


『はい。開いてます』


東「暇だと思って、塗り絵持ってきたんだけど一緒にやる?」


出版社の人から貰ったという塗り絵を
持ってきてくれた東さん


『ありがと…』


バァーン


東さんにお礼を言いかけたら
勢いよくドアが開いた


シ「Aに見せたいものがあるネ!!」


綴「ちょっと待ってくださいって!!」


東「お客様が来たようだね」クスッ


入ってきたのはシトロンさんと綴さん
東さん笑ってる場合じゃないような…

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作者名:△密△ | 作成日時:2021年6月21日 16時

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