The truth ページ20
(事実)
＿樹
彼女を見送っていると。
「樹。」
と声をかけられて。
振り返ると。
樹「北斗。」
後ろに北斗が立っていた。
なぜかわかんないけど。
機嫌、悪そう。
樹「どうした？」
気軽に聞いたつもりなのに。
北「お前、何考えてんだよ。」
と、北斗に睨まれる。
樹「え、何も。」
北「ちっ。
もういいよ。」
そう言って、北斗は壁にもたれ掛った。
なに、考えてるんだろこいつ。
こいつも好きなのかな。
樹「なんかあった？」
俺も北斗の隣に行くと、
それがさぁ、って切り出す北斗。
北「あいつの首、見た？」
と俺を見る。
俺が頷けば。
北「大我。」
と、溜息と共に吐き出される名前。
樹「‥‥は？」
自分の耳を疑った。
なんで‥、あいつ。
あり得ないだろ。
北「そうだよな、あり得ないよな。
だってあいつ、
好きな女にしかしないっつってただろ。」
そう言って、鼻で笑う北斗。
そして、悲しそうな顔をして。
樹「…‥マジかよ。」
あいつ、興味なさそうなふりして。
いつもそうだ。
ちゃっかり先に、行動を起こす。
でも、大概は遊びで終わらし。
本気になったことなんか、今まで一度もない。
誰も、大我の本気なんて見たことがない。
ふて腐れて、大きなため息をつくと。
北「でも、あいつが先に手を出したわけじゃないみたい。」
その言葉に。
心が凍りつきそうになる。
そうだ、大我に見られてたんだ。
大我の心を煽ったのは。
まぎれもなく、
俺だ。
北斗は隣で、誰だよ、と呟く。
何で、こんなタイミングなのかなぁ。
悪すぎるだろ。
樹「それ、俺だよ。」
ラッキーアルファベット
X
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 416人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ジャニーズ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
４０２８ｓｓ - みんなの複雑な感情でも、けして壊れないいい関係だからこそ一人占めしたくなる。最初のキスの相手が樹なのに大我がくる！興味のないふりしてるのもいい！大我と樹さいこー (2013年12月24日 14時) (
レス) id: e825400834 (このIDを非表示/違反報告)
モンブラン(プロフ) - 移行しましたぁ！ (2013年7月27日 2時) (レス) id: f92d643b13 (このIDを非表示/違反報告)
モンブラン(プロフ) - ゆぅさん» モンの瞼ﾁｬﾝ今はぱっちりよ〜!そうする〜! 買った!!なんで泣いてるのよ笑北斗にｷｭﾝｷｭﾝ うん今から必死に貯めとくわ!! できるだけって笑笑 足りない‥のか‥‥。泣 可愛くねーよー!!照れさせるなっ!!! 楽しみにしてて〜 (2013年7月26日 2時) (レス) id: e452b1db24 (このIDを非表示/違反報告)
モンブラン(プロフ) - るみ．さん» モンちゅんは新しいね〜笑 メールありがとー!!! (2013年7月26日 2時) (レス) id: e452b1db24 (このIDを非表示/違反報告)
モンブラン(プロフ) - 中元琳太郎さん» 晴ﾁｬﾝっっ part２待っててちょんまげ〜!! (2013年7月26日 2時) (レス) id: e452b1db24 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
