30 🐷🐰目線 ページ30
呼ばれててっきり作業部屋に行くのかと思えば
連れてこられたのは宿舎のチャニヒョンの部屋
BC「あまり人には聞かれたくないけど、
今はAの近くにいてやりたい…」
だからこその部屋での話
俺達はまぁ、それでもいいけど
それなら他に聞かれないように細心の注意を払わないとな
BC「A、明日から仕事するって…」
HN「は?お兄さん亡くなったのに?」
CB「葬式とか諸々あんだろ、たった一人の家族なのに…」
BC「Aは、それをやると自分の事がバレるって…
俺達以外のメンバーを騙してるから、騙し通すのが償いだって」
CB「でも…」
HN「……はぁ、A頑固だからな…」
諦めたように言うハニ
なんでそんなすぐに納得できるんだ?
俺、全然納得できてないんだけど?
BC「俺はAの意思を尊重してやりたい」
HN「良いんじゃない?」
CB「…………」
BC「それに、本人不在のところで話しても仕方ないから
明日みんなで少しだけ話をしよう」
CB「…そうだな、分かった…」
Aの考えもある
それは聞いてみないと分からないし
でも、そうか。
俺達3人以外はAが女だって知らないから
Aは騙してるって思ってんのか?
確かに言わなかったけど、
男だなんて言葉も、一度も言ったことは無い
そんな性別なんて俺達には関係ないだろ
それで騙してたのかなんて言う奴がいたら
俺が懲らしめてやるって…
いや、Aはそんなの望まないよな、
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作者名:まこと | 作成日時:2023年3月19日 9時