声優界の愛され声優

お話し（04） ページ5

熊渕「吹雪、まだ時間ある？」
うん、あるよ。
熊渕「行きたい場所ある？」
前から行きたいなと思ってる場所ある。
熊渕「どこ、行きたい。」
アニメイト。今、テニプリのグッズ買いたいの。
熊渕「分かった、行こう。」
うん。
熊渕「あ、ちゃんとマスクするんだよ。」
大丈夫。













(アニメイトにつく)
さてと、今何があるんだろう。
熊渕「テニプリのコーナーあったよ。」
ぬいぐるみまであるんだ。
熊渕「ファイルもあるよ。」
私がほしいのは、ユウジ君のグッズだから。
熊渕「吹雪の推しは、ユウジなんだ。」
うん。ユウジ君、好きだよ。
熊渕「嬉しいな。」
ふふ、ユウジ君の声優が熊渕君で良かった。あ、バッチもある。
熊渕「あそこにガチャもあるよ。」
最後にやろうかな。















あ、ブンちゃんのバッチも買おう。
熊渕「俺は、吹雪の買おう。」
私の？
熊渕「俺も吹雪のキャラ、好きだから。」
好きって言ってもらえて、嬉しいな。
熊渕「あれって……。」
あ、私の写真集……見ないで。
熊渕「すごい、可愛いよ。」
ありがとう。
熊渕「これ買う。」
私の写真なんて、見てどうするの？
熊渕「疲れた時に癒してもらう。」














そんなことしなくても、電話してくれたらいいのに。
熊渕「吹雪だって疲れてるだろ。」
私は、疲れた時に熊渕君の声聞くと。疲れがとれるけどな。
熊渕「じゃあ、電話してもいい？」
もちろん。
熊渕「なら、電話する。」
電話、待ってるね。
熊渕「吹雪からも電話して。」
うん。
熊渕「そろそろ、買う物終わった？」
これでいいかな。よし、レジに行ってくる。












(外に出る)
くじもできたし、ユウジ君当たって良かった。
熊渕「俺は、吹雪が当たったよ。」
今日は、いい日だな。
熊渕「前から思ってたけど。」
うん。
熊渕「吹雪と並ぶと、恋人みたいだね。」
そうかな。恋人に見えるのかな？でも、嬉しいかも。
熊渕「いいぐらいの身長差だしね。」
私的には、もう少し背がほしいな。

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