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私達は早歩きで、家に行った。

「つ、ついた!ありがとね、!」

『うん!気をつけなよ??』

「うん!塾頑張って!」

『はーい』


ひゆりちゃんと別れたあと、私は急いで自分の部屋に隠れた。

そして、5分後くらいにお兄ちゃん達が帰ってきた。

『ただいまー』

『おじゃましまーす!!』

や、やばい。こうなることはわかってたけどいざ来るとやばい。

今日はおばあちゃんは町内会の打ち合わせでいない。
家には兄ちゃんとお客さんと私のみ。

きまずぅぅぅ。出会したら、どうしよぉ泣
殺される…

(ぐぅぅぅ)

あっお腹空いた…

そういえば今日は土曜授業だから早帰り。
給食がなかった。

(ぐぅぅぅ)

そういえば、リビングの方から音聞こえないから兄ちゃんの部屋かな…?

もうお腹空いてムリ!

私はそーと自分の部屋から出て、リビングに向かった。

あれ?ソファーに人がッ

振り向き急いで逃げようとしたが、腕を掴まれた。

『A帰ってたんか?どこ行くん?手は洗った?ご飯はどうする?』

「に、にいちゃん。泣」

『ど、どないしたぁぁ?』

「びっくりした。」

『あれ?北さん!その女のコ誰や?』

「ひっっ」

『ほら、A自己紹介したれ』

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作者名:美恋 | 作成日時:2020年4月27日 1時

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