おかしいのか？ ページ40
ソウルside
俺の目がどうかしてるのか？
いや、そんなことはないはずだ。
俺には明らかにリアがマカの上に覆いかぶさっているようにしか見えない。
もちろん俺も、リアがそんなことする奴じゃないことくらい、わかっているつもりだ。
それでも、やはり俺の足はものすごい速さで動き出した。
ソウル「何してるんだ、こんなところで」
真っ赤に頬を染めるマカと、焦ったような表情をしたリアが俺を見る。
マカ「な、んでもないよ！ただ私がコケて、リアを引っ張っちゃって、私の上に倒れ込んだだけ」
それが紛れもない事実であることは、彼らの態度から理解できた。
だが、俺の胸の疼きが止まらない。
ソウル「そうだよな、リアがそんな事するはずないもんな」
そうして俺は、手を差し出す。
ソウル「ほら、」
思いっきり引っ張ると、危うく床にぶつけそうになった。
俺は、どうかしているのか？
きっと、何かの病気かもしれない＿＿＿＿＿＿＿
〜あなたside〜
リア『ごめん、マカ。まだ頭痛い？』
マカ「少しだけ。でも大丈夫だよ！」
あれから数週間、相変わらず私たちはパートナーとして組んでいる。
一つ、気がかりなことといえば、ソウルのことかな……………
あの時以来、ソウルは私たちのことを避けるようになった。
でも、事故だし！そんな怒ることないじゃん！
私が女だってことを打ち明ければ済む話だろうけど、やっぱり怖い。
マカ「リア、どうしたの？」
心なしか、マカも寂しそうに見える。
リア『マカ、わtっ…俺、隠してることがあるんだ』
マカは優しいから、きっと無理に話さなくてもいいと言うだろう。
でも、これは私が、今までの自分に勝てるかどうかの問題。
どれだけ、過去と向き合えるか。
どれだけ、過去を乗り越えられるか。
マカ「無理に話すことないy((リア『聞いてほしいんだ。どうしても』…………わかった」
私は、別に今の状態のままでも充分楽しいから、話す必要がないとも思っている。
ソウルが私に嫉妬してるの、バレバレだもんw
でも、マカを悲しませるようなことはしたくないから………………
私は、、、
過去を忘れるんじゃなくて、
過去を受け入れて、次に進みたい。
強く、なりたい。
″彼ら″のように＿＿＿＿＿＿＿＿＿
終わり
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真冬雪(プロフ) - シンクモ★さん» コメントありがとうございます！楽しみにしている、と言っていただけて嬉しいです。なかなか更新できず、申し訳ないです(-.-;)更新がんばりますので、これからも応援よろしくお願いいたします！ (2015年3月14日 10時) (
レス) id: 861e9c956f (このIDを非表示/違反報告)
シンクモ★(プロフ) - すごく続きがきになります！更新たのしみにしてます！頑張ってください！！まってます！(・∀・) (2015年3月14日 1時) (レス) id: bbc740d6a7 (このIDを非表示/違反報告)
Kureha (*´∀｀)(プロフ) - 真冬雪さん» ありがとう♪(*´ω｀*)頑張る！ (2014年10月12日 21時) (レス) id: d6e8e354d3 (このIDを非表示/違反報告)
真冬雪(プロフ) - ひーさん» がんばって(>_<)応援してるよ!! (2014年10月12日 17時) (レス) id: a135c5cf4e (このIDを非表示/違反報告)
ひー(プロフ) - 真冬雪さん» じゃあ、陸上記録会で梨々阿のために頑張る！ (2014年10月12日 14時) (レス) id: d6e8e354d3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：真冬雪 | 作成日時：2014年3月18日 19時
