YOU ページ43
凄く女性的な感覚の持ち主なんだなって思った。
あたしとすんひょんの間に入ってきたところまでは感じなかったけど。
あたしの全身を舐めるように見るあの視線。
あれはあたし達の関係にほぼ感づいてる顔。
彼女の方が何倍も綺麗で、何でも手に入れられそうなのに。
何の劣等感からか、あたしを敵視してた。
A「バレてるかも。彼女には。」
「「「「「え？」」」」」
全員が驚きの反応を示した。
A「女の勘。てやつよ。」
ドヤ顔で冗談ぽく笑ってみせたけど、8割本気。
あれから２時間ほどでパーティーは終わって、これからすんちゃんの経営するクラブ？に移動らしい。
A「お手洗い行ってくるね。」
タプ「ああ。入り口にいる。」
お手洗いから出て入り口に向かう途中。
「あのっ。」
あたし？
A「はい？」
「先ほどご挨拶しました。ジウです。覚えてますか？」
涼しい顔してクスッと笑うジウさん。
えっ…と…笑
ジウ「僕も日本語少し話せるんですけどね。今度ドラマで役柄、必要になるんです。依頼するので教えてもらえませんか？」
仕事？？？
A「あたしに？」
ジウ「他にいないでしょう。これ、僕の連絡先です。都合のいい時に連絡してください。」
そう言ってもう一度涼しげに笑って、あたしに一枚の小さなメモを渡して出口に消えてった。
A「遅くなってごめんなさい。」
タプ「ん？いや、大丈夫だよ。行こうか。メンバーは先に行ってもらった。」
A「あたしクラブとかあんまり行ったことないんだけど。この格好で大丈夫なものなの？」
タプ「俺らはどっちにしろVIPに入るから大丈夫だよ。飽きたら帰ろう。笑」
そんなことでいいのかと、彼を笑いながら一睨みして、リップを塗り直そうとクラッチバッグを開けた。
タプ「？何か落ちたぞ。」
あたしも視線を落とすと、彼が拾い上げたものを凝視してる。
タプ「なにこれ？連絡先？ジウってあのジウさん？こんなもんいつもらった？」
眉間にしわを寄せた彼があたしを問いただす。
A「さっきお手洗いから出てきた時に会って、渡されたの。ドラマで日本語を話す役だから教えて欲しいんだって。」
タプ「ふーん…」
なんか…気に入らないのかな？
10周年のカウントダウンはクラブで行われた。
なのにすんひょんは乾杯の後、静かに黙々とお酒を飲んでる。
タプ「俺らそろそろ帰るわ。」
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めい(プロフ) - たぷ らぶさん» たぷ らぶさん、こんばんは。少しでもたぷ らぶさんをニヤニヤさせられてとっても嬉しいです！これからもニンマリ出来るようなお話に向けて頑張りますので、よかったらお付き合いくださいm(_ _)m (2016年8月20日 1時) (
レス) id: 362d41b39c (このIDを非表示/違反報告)
たぷ らぶ(プロフ) - いつもニヤニヤしながら読んでいます！これからも頑張って下さい。 (2016年8月19日 23時) (レス) id: 69fe0b0c61 (このIDを非表示/違反報告)
めい(プロフ) - たぷれにさん» たぷれにさん、こんにちは。コメントありがとうございます。ニヤニヤして頂き、本っ当に光栄です！見切り発車で迷走していますが、少しでも楽しんで頂けるように、これからも頑張りますので、よかったらお付き合いくださいm(_ _)m (2016年8月11日 14時) (レス) id: 362d41b39c (このIDを非表示/違反報告)
たぷれに - いつも胸キュンしながら、読んでます。読んでてニヤケが止まらないようなこのお話が大好きです。これからもステキなお話書いてください。待ってます!! (2016年8月11日 9時) (レス) id: bb07f4b785 (このIDを非表示/違反報告)
めい(プロフ) - yumichiさん» yumichiさん、こんばんは。コメントありがとうございます。そう言って頂けると本気で嬉しいです！あたしもそんなyumichiさんにハート飛ばしまくりです！これからも頑張りますので、よかったらお付き合いくださいm(_ _)m (2016年8月2日 22時) (レス) id: 362d41b39c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めい
| 作成日時：2016年7月25日 6時
