GD ページ44
ヒョンが携帯を見ながらニヤニヤしてると思ったら、予想外に鳴り出した俺の携帯。
画面を確認すると
“A”
おっ！面白い話が聞けるぞ。
わざと「電話だ！」なんて言いながらたっぴょんをチラ見。
わかってないみたいだったけど、取り敢えずここで出るのは反則だよな。
キューピッドとしては黙秘権を行使しないと。
ジヨン「もしもし。」
A「もっ、もしもし！Aです！」
ジヨン「ぷっ。知ってる。笑」
A「あそっか…ジヨンさん、今大丈夫ですか？」
ジヨン「大丈夫だよー！どした？」
A「実は、TOPさんから連絡があって…」
知ってる。
だってニヤつき方半端なかったもん。
ジヨン「それで？」
A「明日の夕方会えないかって言われたんですけど…」
ジヨン「おー！いいじゃんいいじゃん！明日は昼過ぎまでリハやったら俺らも帰るから夕方ならちょうどいいね！…何？もしかしてA都合悪いの？」
A「いえ…ランチやディナーならいいんですけど、夕方だとケーキとか持って行った方がいいかなって思って…。手ぶらで伺うわけにもいかないし…」
は？
そんな心配？
ジヨン「あー。ちょっと待ってね。」
ジヨン「ヒョーン。ここらにうまいケーキ屋ある？」
タプ「ケーキ屋？そういえばテソンこの前ヌナから聞いたって言ってなかった？」
テソン「聞きましたよー！スンリんとこのワッフルより数倍美味しいって！」
スンリ「ちょっとちょっとヒョン！ひどいじゃないですか！」
ヨンベ「スンリのとこと比べたら全部うまいじゃん。」
スンリ『なんでやねん！！』
A「あの…ジヨンさん…？」
ジヨン「ちょっ…マジ…腹痛…笑」
テソン「冗談はさておき、前打ち上げしたとこの近くにできたお店らしいですよ！」
ジヨン「サンキュー。笑」
ジヨン「もしもし？ごめんごめん。あんね、Aの店の近くにできたケーキ屋がうまいらしいよ。ヒョン食べたがるんじゃないかなー？」
A「あ！ありがとうございます！お忙しいのに突然電話してすいません。」
ジヨン「いいえー！いつでも相談してね！てか明日帰ったら近況報告してね！」
こりゃーこの2人時間の問題だな。
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作者名：めい
| 作成日時：2016年6月24日 3時
