Once in a lifetime chance2 (ページ42)

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DESUNG ページ42

事務所で休憩中。

いつも通り携帯をいじくってるたっぴょん。

テソン「ヒョン、飲み物買いに行きますけど何かいります？」

タプ「んー？俺は大丈夫。ありがとな。」

対応は同じなんだけど、どーもおかしい。

携帯を見ながらニヤニヤ。
僕が話しかけてもこっちを見ないまま返事してるし。

テソン「ジヨンヒョン、たっぴょん何かあったんですか？」

ジヨン「ん？ああ、あれね。テソン。春だよ。」

春？もう夏になるよ？

ん！？春！？

そーゆーこと！？

テソン「ジヨンヒョン！何か聞いたんですか！？」

ジヨン「聞いたも何も…半分は俺のおかげかな。」

ご機嫌に答えるジヨンヒョンは、聞いたことないメロディを口ずさんでる。

テソン「ヒョーン。最近ご機嫌ですね。いい事ありました？」

まだあの日の一件を忘れてない僕。

絶対何かある。

タプ「テソーン。兄さんはいつもご機嫌だろ？」

そう言ってのしかかってくるたっぴょんはいつも通りだ。

だけどいつもご機嫌は嘘じゃないか。

赤ちゃんのくせに。

まあそこが憎めなくて可愛い人なんだけど。

テソン「たっぴょんのご機嫌な理由はー…もしかして僕がケーキを買わなかった日の事ですか？」

ニヤニヤしながら背中の重さに振り向くと、露骨に咳き込みながら体勢を戻した。

タプ「あの日？ああ、ヌナ達が来た日な。違う違う。特に何もないよ。」

テソン「おかしいなー。ヒョンはあの日、僕には美術館に行くって言ってたのに。ヒョンのヌナ、突然来たんですか？いつもはヒョンが行くのに。」

ヨンジュンくんのおもちゃもないし。って付け足してたっぴょんを覗き込む。

慌ててる慌ててる。笑

低い声でもごもご。

バツの悪そうな表情で俯いて、目線だけちらっと僕を見た。

あ。これペンちゃん達が好きな顔だ。