YOU ページ4
せーのって…笑
あたしの知ってる表向きのTOPさんは大人の男！てゆーイメージだったのと、片言の日本語が余りにも片言すぎて
意外にも可愛くて笑っちゃった。
笑いを堪えてたのバレてないよね？笑
あたしが手料理を選んだのは、
お金で買えるものは全て買える人だと思ったから。
それに、手作りの方が感謝が伝わるかなって。
ただそれだけ。
料理人みたいなものは作れないけど、この前みたいな高級レストランでは出てこないような家庭料理なら作れる。
自宅で作って渡せばおうちで食べられるしね。
だけどTOPさんが手料理と発言したのは想定外。
同じこと考えてたってだけで、きっとファンなら嬉しいんだろうな。
なぜならあたしでさえドキドキしてるから。
お互いに耳を疑う「え？」までシンクロしたとこで、TOPさんが続ける。
タプ「手料理を作ってください。Aさんの料理を食べてみたいです。」
A「ふふ。まさか同じだと思いませんでしたけど、あたしなんかでよかったらお作りしますよ。何を食べたいですか？」
タプ「うーん。じゃあ日本料理はどうですか？」
A「日本料理かぁ…わかりました。考えてみます。TOPさん好き嫌いはありますか？」
タプ『アンコ、好キデス。』
A「…あんこ…ですか？」
あんこって…ピンポイントすぎる…
もちろんそんなものあたしの少ない料理のレパートリーにはない。
A「他には！？」
若干食い気味での質問。
頼むから甘味はやめて。
料理から離れていく。
タプ「寿司が好きです。マグロ。』
いやだから…
A「…わかりました。じゃあ明日作ったら事務所に届けに行きますね。」
タプ「え？明日は俺ほとんど事務所にいないです。」
A「じゃあどうすれば…」
タプ「うち。来てください。迎えを送ります。」
家！！！！？？？？
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作者名：めい
| 作成日時：2016年6月24日 3時
