Once in a lifetime chance2 (ページ2)

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韓国にいるのもあと2日。

そしたらまたどこだっけ？
中国？イタリア？フランス？
わかんないけどどっかに行かなきゃいけない。

いつも俺が把握してるのは明日の朝の時間だけ。

あと泊数だけ。
荷物詰めなきゃなんないから。

幸い俺んちは毎日がクリスマス状態。

ペン達から貰ったプレゼントで一部屋溢れかえってる。

そん中には、どこで調べたのかわからないけどぴったりサイズの服や靴。
季節によってはコートやジャケットもある。

そん中で幾つかをピックアップして、包装されたまま持ってく。
うちで開けるとゴミ捨てする時間がないからホテルで開けてすぐ着る。

なんて有難いんだ。
でもたまに怖い。

何でどんなに体重変動があってもいつもぴったりなんだ。笑

だけどこの1週間はいつもより時間が早く感じて。
だけど1日は長く感じて。

来ない。

あんなに念押ししたのに。

彼女からの連絡が。

遠慮してるのか？
敬遠してるのか。

わからないけど、わからないって事がこんなに不安だとは。

1週間を過ぎたら向こうから時差だけ計算して電話しようと思ってた。

いや、今やっとこう。
あれ？でもどこに行くんだっけ？

ジヨンに聞いてみるか？
いや、怪しまれるな。

マネヒョンに聞いてみるか。

そう思って携帯のロックを解除した時。

画面に現れたのはホーム画面じゃなく彼女の名前。

来た。って思った時には出てた。

タプ「はい。」

あくまで冷静に。紳士に。

だけど返事がない。
切れたのかと思って画面を見直したけどカウントアップし続ける通話時間。

「もしもし？Aさん？」

こっちにまで緊張が伝わるような声色で話し出した彼女。

素直に待ちくたびれたと伝えると忙しくてって言い訳は、嘘か本当かどもってる。

「1週間過ぎたら俺から連絡しようと思ってたんです。」

その言葉に本人は自分で気づいてない位に小さく「え…」って唖然としてた。笑

待てばよかったとか思ってんのかな。笑

彼女の思考が想像できたことと、電話の向こうであたふたするのが想像できて、思わず笑ってしまった。