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凄く目を惹く人だなって思った。
免許証の写真とはまた違う印象の笑顔で対応してる。
ツヤのある綺麗な巻き髪も、身長は平均的だけど長くて真っ直ぐな脚も、キュッと口を結んだ時に少し口角があがるのも。
笑うと片方だけに出るえくぼも。
韓国人なら大体消すであろう目尻の泣きボクロも。
アジア人なのか疑うくらい色素が薄くて透き通った茶色の瞳も。
釘付けになった。
もちろん単純に見た目も綺麗なんだけど、
１つ１つの所作が控えめで綺麗。
だけど芯の通った眼差しと凛々しい眉から、出来る女のオーラも感じる。
伏し目がちになるとしな垂れてる長い睫毛にさえも見入ってしまう。
ナダサンと話してるはずなのに目が離せない。
外国人特有の訛りのある韓国語も、耳をくすぐる高すぎなくて少し掠れた声が心地いい。
ナダサンがちょっとお手洗いにって席をはずす時、一緒について行こうとした彼女を思わず引き止めた。
一瞬で何かを察した彼女が、スマートに他のスタッフに声をかけてナダサンを案内させてる。
人の一歩先を読むというか、
気遣いも完璧だなって感心した。
二歩程離れたところから俺のいる場所に戻ってきた彼女が、小さく「何でしょう」って顔を覗き込んできた。
ものすごく不安そうに。
あーそっか。
俺の通訳じゃないんだから呼び止めたら変だよな。
今更だけどそう思った。
でも、俺にはちゃんと名目がある。
タプ「もしかして、Aさんですか？」
A「えっ…はい…」
タプ「あのー…実は以前…」
俯いて話し出したけど、顔をあげて彼女が言葉を待つのを見た。
タプ「いえ、ワインは飲めますか？」
A「え？ワイン…ですか？はぁ…まあ…」
タプ「せっかくだからあなたも一緒に乾杯しましょう」
A「いえ、私はスタッフですので」
タプ「あ、そっか。そうでした。すみません。一緒に話してたのでつい…」
A「いえ、恐れ入ります。」
タプ「あ！Aさんはいつもこのお店にいますか？」
A「昼間の時間が多いです。ワーホリ…なんで。今日は灘様がいらっしゃるという事で呼ばれました。」
タプ「そうなんですか。…じゃあ昼間にまた来れば会えますよね？」
A「え？は、はい、多分…」
タプ「あ、でも一応…」
そこまで話してナダサンが戻ってきた。
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めい(プロフ) - みかずきめいさん» みかずきめいさん、こんばんは。他の作者様からそんな風に言われるととっても励みになります！これからもお互い頑張りましょう。私もぜひ遊びに行かせてください！ (2016年9月7日 5時) (
レス) id: 362d41b39c (このIDを非表示/違反報告)
みかずきめい(プロフ) - 面白いですね！私もこういう作品が書きたい！応援しています！頑張って下さい！ (2016年9月6日 18時) (レス) id: 8d7098e9ad (このIDを非表示/違反報告)
めい(プロフ) - まいこさん» 温かいコメントありがとうございます！初めてなのでまだまだな出来かもしれませんが、こうして楽しみにしてくださる方のためにも、面白くなっていくよう頑張ります！ (2016年6月19日 18時) (レス) id: 362d41b39c (このIDを非表示/違反報告)
まいこ(プロフ) - この先どうなっていくのか…ドキドキですね！続き楽しみにしてます(^^)とっても読みやすいです！ (2016年6月19日 18時) (レス) id: baec6281f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めい
| 作成日時：2016年6月15日 0時
