YOU ページ21
19:10
スタッフさん？
ちょっと派手めな人もいるけど、その人たちに遅れて5人の男性が入ってきた。
その人達を見る間もなく、まずは日本人のお客様にご挨拶をと、店長と話に行った。
『お連れ様がいらっしゃるまでどうぞごゆっくり。』
それだけ言い残して、他のスタッフに混じってシャンパンを配る。
呼ばれたので先ほどの5人の所に向かってみる。
近づけば近づくほど…
え、、
この人たち…
BIGBANGじゃん！！！！！！
じゃあその他の派手めな人たちは周りのダンサーさんかなんか！？
うっそ…
この国に住んでて、いや、住んでなくても、どーしたってこの人たちに
「BIGBANG？誰それ？」みたいな事が言えようか…
素知らぬふりもできないし、テンションをあげて騒ぐのも禁止…
それはそれはガチガチに緊張したまま挨拶の時を迎えた。
「日本からのお客様との通訳を担当させて頂くスタッフです。」
ほらご挨拶してって小さく店長に背中を押し出されて、
唯一あたしが出来た事はよろしくお願いしますとぎこちない笑みを浮かべて会釈する事だった。
内心は悲鳴に近い声を上げてて、心臓もバクバクいってる。
あの、あのBIGBANGが揃ってあたしを視界に捉えてる…！！
目は合わせられない。
だって顔をあげたら、世界一有名な龍が唇を一の字に伸ばしてニコニコ見てる。
ん？
ジードラゴン？？
あれ？あたしこの人は初対面じゃないな…
数週間前の興奮を今更思い出して顔をあげると、
リーダーは案の定「気づいた？」って感じの得意げな笑顔でこっちを見てる。
他のメンバーも、テレビで観るのと同じキャラクターっぽい話し方でおのおの話しかけてくる。
テソン「よろしくお願いします！」
元気かつ柔らかい笑顔で握手を求めてくれてる。
ヨンベ「こちらこそよろしくね。」
目なんてなくなっちゃうくらいくしゃくしゃに笑ってこっちを見て…見てる？
いや、いくら何でも失礼な感想だった。
スンリ『お名前は？日本人ですか？ぼっくも日本語話せますよ！』
料理を持って戻ってきて、早速灘様をほったらかしてあたしに質問攻めしてくるスンリは場を和ませてくれる。
そもそも彼がいるのに何であたしは通訳として呼ばれたのか。
そんな疑問を浮かべてると、一言を発さずにものすごい目力で視線をよこしてくる人がいる。
本物のTOPだ…
何かに驚いてるけど面識はないよね？
そこからあたしのド緊張の通訳が始まった。
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めい(プロフ) - みかずきめいさん» みかずきめいさん、こんばんは。他の作者様からそんな風に言われるととっても励みになります！これからもお互い頑張りましょう。私もぜひ遊びに行かせてください！ (2016年9月7日 5時) (
レス) id: 362d41b39c (このIDを非表示/違反報告)
みかずきめい(プロフ) - 面白いですね！私もこういう作品が書きたい！応援しています！頑張って下さい！ (2016年9月6日 18時) (レス) id: 8d7098e9ad (このIDを非表示/違反報告)
めい(プロフ) - まいこさん» 温かいコメントありがとうございます！初めてなのでまだまだな出来かもしれませんが、こうして楽しみにしてくださる方のためにも、面白くなっていくよう頑張ります！ (2016年6月19日 18時) (レス) id: 362d41b39c (このIDを非表示/違反報告)
まいこ(プロフ) - この先どうなっていくのか…ドキドキですね！続き楽しみにしてます(^^)とっても読みやすいです！ (2016年6月19日 18時) (レス) id: baec6281f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めい
| 作成日時：2016年6月15日 0時
