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ー韓国・仁川国際空港ー
半日かけてやっと母国。
珍しく遅れずにホテルのロビーに降りたから、マネヒョンがびっくりしてた。
打ち上げがあるって言われてたし飛行機で予め寝ておいたから何となく疲れは取れたかな。
つっても機内で寝てるから快眠ではないけど。
手荷物を受け取って出口を出ると、待ってましたと言わんばかりに焚かれるフラッシュ。
そっから会社のバンに乗ってまずは会長に挨拶。
コンコン
たぷ「失礼します。」
ヤン「おーたぷ。帰ってきたか。お疲れ。どーだった？ドイツは。撮影ハードだったか？」
たぷ「はい、なかなか。笑」
「でもゆっくり休暇を過ごせました。ありがとうございます。」
ヤン「ジヨンが言ってたぞ。帰ってきたばかりなのに打ち上げだってな？あまり飲みすぎるなよ。」
たぷ「機内で飲みすぎて…もう飲めませんよ。笑」
ヤン「ははは！お前そのうち病気になるぞ。笑
まあ今日は俺も行けないし、メンバーで気兼ねなく楽しんでこい。」
たぷ「ありがとうございます。お忙しいところ失礼しました。」
ヤン会長に一礼すると、おー。と片手を上げて書類に視線を戻すのを確認して部屋を出た。
ふぅ。
とりあえず帰って荷物整理するか。
ようやく我が家に着いて、やっと帰ってきたって実感した。
徐にキャリーを開けて、荷物を散らかす。
まずは全部出して、それから仕分ける。
B型だからか、単なる性格か、一度に色々はできない。
キャリーをひっくり返したあと、最後のポケットを確認した。
「なんか入ってる。」
取り出して思わずあっと声が漏れた。
いや、正確には声になってないかもしれない。
忘れてた。カードケース。
こっちに帰ってきたからもう警察に届けたらいいよな。
何の確認か、もう一度二つ折りになった革のそれを開けば、見覚えのある顔。
「この顔…あ。そーだインスタの。」
やっと思い出した。
あの喉の奥に引っかかる違和感はこれだったんだ。
見慣れない日本語の名字は読めない。
”A”ってことだけはわかった。
改めてインスタを開いてジヨンの名前を検索するけど…
毎日数百、いや、数千万件も更新されるあいつの名前がタグ付けされた画像は、とっくにどこかに埋もれてしまったみたいだ。
今夜はヨンベが迎えに来てくれるから。
「明日マネヒョンに渡して警察に持ってってもらおう。」
俺って親切だな。うん。
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めい(プロフ) - みかずきめいさん» みかずきめいさん、こんばんは。他の作者様からそんな風に言われるととっても励みになります！これからもお互い頑張りましょう。私もぜひ遊びに行かせてください！ (2016年9月7日 5時) (
レス) id: 362d41b39c (このIDを非表示/違反報告)
みかずきめい(プロフ) - 面白いですね！私もこういう作品が書きたい！応援しています！頑張って下さい！ (2016年9月6日 18時) (レス) id: 8d7098e9ad (このIDを非表示/違反報告)
めい(プロフ) - まいこさん» 温かいコメントありがとうございます！初めてなのでまだまだな出来かもしれませんが、こうして楽しみにしてくださる方のためにも、面白くなっていくよう頑張ります！ (2016年6月19日 18時) (レス) id: 362d41b39c (このIDを非表示/違反報告)
まいこ(プロフ) - この先どうなっていくのか…ドキドキですね！続き楽しみにしてます(^^)とっても読みやすいです！ (2016年6月19日 18時) (レス) id: baec6281f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めい
| 作成日時：2016年6月15日 0時
