【まふまふ】寝言で告白していたらしい

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＿＿＿＿＿＿＿あれから二週間。







周囲が驚くほど、私達は話さなくなっていた。









理由は簡単。









私が、まふくんを避けているから。









"ごめん、日直の仕事が"





"係だから早く行かないと"




　




毎日懲りずにいろんな言い訳を考えて








朝、帰りと一緒に歩かなくなった。









まふくんも私と気まずかったのだろう。









自然と、距離が開いていって









今ではこうして、ひとりで通学路を歩く羽目だ。









＿＿＿＿＿＿＿ねぇ、まふくん。








私、まふくん以外に仲良くなりたい人なんていないんだよ









だから、







せめて告白する前みたいに








隣で笑いたいよ。









＿＿＿＿＿＿そう思う反面。









"自分が、関係を壊したくせに"






"自分勝手すぎる"









『…………気にしちゃ、駄目だ』









嫌な考えを追い払うように






廊下を足早に歩いて









教室の前に立った。









ひとりになってわかったことだけど








まふくんと私の仲が悪いという噂が流れているなか、







教室のドアを開けるのはかなり勇気がいる。









『はあー………』









大きく深呼吸する。






大丈夫、



誰も私のことなんて気にしてないよ









……と、自分の心に暗示をかけた。









＿＿＿そして、扉に手をかけたとき。









｢……最近、Aと相川くん、一緒にいないよね｣









そんな声が教室内から聞こえてきて









思わず、手を止めてしまった。






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