【立向居勇気】あなたを愛したい【宇都宮虎丸】 (ページ3)

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2話数学の先生ページ3

貴「マサキ～。次の
教科なに～？」

狩「え～と、次は・・。
お、よかったな。次はお前の
大好きな数学だぞ。」

貴「え？マジ？やったぁ！
虎丸先生に会える！」

少し、大げさにガッツポーズ
をしてみる。

数学の先生は、宇都宮虎丸先生。

私の好きな人なんだ！

狩「じゃあ、俺はそろそろ自分
の席に戻るな。」

貴「うん。」

私が、満面の笑みで虎丸先生が
来るのを待っていると・・

立「Aちゃん、ちょっと
いいかい？」

貴「へ・・？何ですか？
立向居先生？」

なぜか、立向居先生に話しかけ
られた私。

え？なんで？

立「Aちゃん、今日社会で
使った荷物を、職員室まで運ぶ
の手伝ってくれないかな？」

あ～。今日、世界地図とか
地球儀とかいろいろ使った
からな～・・。

貴「え～と・・どうして、私
何ですか？先生、モテモテな
んですから、さっきの女の子達
に頼めば良いじゃないですか？」

立「俺は、Aちゃんがいい
んだけどな。」

貴「え・・？」

私がいい？

立「ダメかな？」

う～・・そんな風に言われると・・

貴「分かりましたよ。手伝い
ます。」

こう言うしかないじゃん。

虎丸先生に、早く会いたかった
んだけどなぁ・・