烏間先生に気に入られているようです (ページ40)

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40話ページ40

また1日が始まる

スーツに身を包んで、髪を整えて、椚ヶ丘中学校3年E組の校舎へと向かえば、生徒達の笑い声が聞こえてくる

「烏間先生おはよー！」

烏間「あぁ、おはよう」

＂学校、行きたくないなぁ…＂

＂何故だ？＂

＂だって、女子達と楽しそうに話してる烏間先生の姿なんて見たくないですから＂

ふと、そんな会話をしたのを思い出した

その日はツンツンしていて、あまり私に話しかけて来なかったな

嫉妬してくれていたのが嬉しかった

そんな日もあれば、

＂先生ー！早く学校行来ましょうか！＂

＂やけに元気だな。何かあるのか？＂

＂今日は女子みんなでコンビニ巡りするんですよ！楽しみだなー＂

と、嬉しそうに笑っている日もあった

俺はAの泣いている顔じゃなくて、怒ったり笑ったりする顔が見たい

出来るなら、前と同じ生活に戻りたい

烏間「……よし」

今日も頑張ろう