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33話 ページ33
A「待って！」
リビングを出た彗星の腕を強く掴んだ
彗星「…何だよ。早く行けよ」
A「私は、2人から離れるつもりはない。死にかけだった私を助けてくれた恩もまだ返せてない」
彗星「そんなの…」
A「私は、2人の仲間でいたい。わがままかもしれないけど、でも……」
あぁ、涙で彗星の顔もまともに見れないや
泣いたら彗星を困らせるだけなのに、涙はとめどなく溢れでてくる
彗星「…ほんっとに、お前はまだガキだな」
彗星が私を抱き寄せて、頭を撫でてくれた
彗星「一緒に、あの男のとこ行こうか」
A「……星は、…どうするの？」
彗星「あいつ、そういやまだいねぇな。置き手紙でもしておくか。…ほら、鼻水拭け」
A「…ありがと」
彗星「A、��2人の仲間でいたい��って言ったからには、一生俺達の仲間だからな。約束だぞ」
A「うん。約束する」
彗星「それに、泣き虫で寂しがり屋なお前には俺が必要だろ？」
A「…うん！」
早速、顔洗って準備して来よう
……ん？
A「彗星、どうしたの？耳真っ赤だけど」
彗星「べ、別に何でもねぇよ。ほら、早く準備して出るぞ」
A「分かった」
そして私は部屋に戻った私は必要なものをカバンに詰めていた
彗星「……あの笑顔はやばいな。見慣れてない…、からか？どっちにしろ、星がいなくて良かった…」
そんなことを彗星が呟いていたことなんてつゆ知らずに
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作者名：早月迅哉 | 作成日時：2016年11月27日 19時
