《壊された日常》 文アル×文ストクロスオーバー

四頁目 ページ8

僕は探偵社で東西ヘタレコンビとテレビを見ながらお茶をしていた
いつものようにソファーに腰かける
「寒い時期には暖かいお茶だね〜( ＾▽＾)」
二人は紅茶を飲んでいる中、僕だけがお茶を飲んでいる。
「咲桜ちゃンは何時も暖かいお茶なンじゃ？」
「咲桜ちゃん、だから太宰さんにからかわれるんですよ？《咲桜ちゃんの趣味ってなんかじじぃくさいね！》って」
敦くんは声真似上手いな！！
なんて思いながら、僕はテレビの局番を替えた。何となくニュースがついた。
【速報！急に現れた謎の洋風施設！】
［今朝、突然現れた洋館ですが、中に人影が見えます！入ろうにも内側から鍵があって入れません！］
画面に大きく洋館が映し出される
記者は門の前に居るようだ。
「案外、綺麗な建物なンだね」
「野次馬多いね。僕こういう場所苦手かも」
そう云いながら谷崎さんが作ってくれたチョコケーキを頬張る
「谷崎さん………ケーキの作り方教えて下さい」
谷崎さんのケーキって見た目良し、味良しだよ？
そんなどうでもいい話をしていると国木田さんが入ってきた
「咲桜、特務課の人が呼んでいる。咲桜の寮で待っているぞ」


ガチャ
僕は部屋をでて、寮の自分の部屋に向かった
部屋を開けると辻村さんが飛び付いてきた
く・る・し・い
「咲桜ちゃん。久しぶりです！依頼で来ました！( ≧∀≦)ノ」
「辻村さん、で依頼は？」
「えと、ニュースで見たと思うんですけど、あの洋館の調査です。案内は私がしますから大丈夫です！(*｀･ω･)ゞ」
「(-_-;)(大丈夫だろうか)」

一応式神やら携帯召喚道具などを揃える
辻村さんだけだと心配なんで、敦くんも連れて行く事にした。何だか、敦くんと一緒に鏡ちゃんもついてきてるけど、まあ、いいか。

五頁目→←番外編「中庭の生物」by冬霞 六花

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す