《壊された日常》文アル×文ストクロスオーバー (ページ7)

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番外編「中庭の生物」by冬霞六花ページ7

廊下を歩いていて私は思った。

あの地震で中庭はどうなったんだろうと。

いや、若しここが本当に本の中なのだとしたら、中庭はあるのだろうか。

中庭丸ごと無かったりして、、、

心配になり近くの窓を開ける。

「あ！」

あった！

いつも通りの中庭だ、

しかし今日は誰も居らず静かだった。

否、

バシャバシャバシャバシャ

？

中庭の池の淵に、緑色の何かが水面に白波を立てていた。

？？？？

！

「かっぱワニ！！」

廊下の端にある中庭への扉を開ける。

急いで駆け寄ると、

瞳をウルウルさせたかっぱワニが此方を見てのたうっていた。

岩の隙間に尾ひれ(？)を挟んでしまったようだ。

かっぱワニも地震に驚いたのだろうか、、なんて思いながら助け出す。

するとかっぱワニは私の手に体を擦り付けて来た。

と、とても可愛い。

癒される～。

かっぱワニをフニフニしたり、ナデナデしたりと戯れていた。するとふと、芥川先生を思い出した。

「よし。」

連れて行こう。

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芥川先生の部屋の前に着く

コンコン

「可愛いお届け物です。」

「はーい？」

先生は直ぐに扉を開き部屋に招き入れてくれた。

腕の中のかっぱワニは、先生を見るや否や先生に飛びついていた。

「先生なんだか懐かれてますね。」

「そうだね、なんでだろう？」

あぁ癒される。。。。

今日もかっぱワニは可愛いです！

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どうでもいいですけど。

冬霞はかっぱワニが大好きです。

ぬいぐるみが欲しい、、、、