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八頁目 ページ12

だってこっちの坂口先生は

丸眼鏡で!

スーツで!

なんかカッチリしてて!

堕落とは賭け離れてるよ!!!


こんな人を坂口先生と逢わせたら、、、

私が人知れず葛藤していると

「ししょ!時間!!」

と太宰先生がハッとして時計を指差した。

6:47

わあ、後三分!!

「あ、!もう、時間なので行きますね。」

私は先生方にくるりと背を向けて歩き出した

後ろから『頑張れよ!』と声が飛ぶ。



今ので少し緊張が解れた気がする。

「頑張ります!」

_______________


玄関ホールに行くと。


ネコさんと館長が居た。

「すいません、遅くなりました。」

そう言いながら館長の隣に立つ。

「お前にしては珍しくギリギリの到着だな。」

「すいません、文豪さん達と話していたら遅くなってしまいました。」

現に今も、ホールには数人の文豪さんがいる。

館長の足元から声がして視線を移す。

「もうすぐ特務家の坂口と言う奴がくるようだ。」

猫さんはそう言い、カーペットに座った


そう話していると



ガチャリ

扉が開かれた。

「こんばんは。」

すると茶色いスーツを着て、丸眼鏡を掛けた男性が此方を見て挨拶をした。


「こんばんは。帝国図書館へようこそ!」

「此処は帝國図書館と言う国の施設だ、俺は此の図書館の管理を任されている。気軽に館長と呼んでくれ。」

館長はすらすらと自己紹介をしている。

「我輩は国からの指示の伝達役をしているネコである。名前はまだニャい......」

ネ、ネコさんも何故か慣れてる気がする

挨拶しか出来ていないから頑張らなきゃ、そう。笑顔で!!

「此処で特務司書をして居る帆凪と言います。宜しくお願い致します。」

口の中がもうカラカラだ、まあ、とりあえず噛まなくて良かったな。

何時まで経ってもやっぱり、自己紹介は慣れない。

「私は、居能特務家の坂口です。今日は此の施設についてと此れからについて、、

「おぉ!こいつがこっちの世界の俺かぁ」

突然後ろから場違いに明るい声がした。

「な、なんか、安吾が安吾じゃない!!」

「せやけど、やっぱり安吾っぽい所もあんで」

振り替えると其処には無頼派の皆さんが

「何なんですか貴方達は!」

あらら、

まって、太宰先生がてに持っているのって!!

カッパワニだ!!かわいいなぁ〜


ってそんな場合じゃない。

どうしよう

館長は、
はっはっはと快活に笑っているし、

ネコさんは面白そうにじっと見てるよ!


どうなる、司書!

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冬霞 六花(プロフ) - 杏奈さん» おー!頑張るよ、杏さん (2018年11月17日 13時) (レス) id: b8417422b5 (このIDを非表示/違反報告)
杏奈(プロフ) - やっほー( ´ー`)二人で合作してたんだね!更新頑張れ!q(^-^q) (2018年11月17日 7時) (レス) id: b0400f18c5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:冬霞 六花・桜吹雪 x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/bob260f9691/  
作成日時:2018年9月26日 18時

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