七頁目 ページ11
はっとして目を覚ます。
どうやら椅子に座ってあのまま眠ってしまったようだ。
時計を見ると6時28分を指していた。
あと、三十分か。。。
伸びをして机に視線を移す
其処には館長の書置きが残されていた
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異能特務家が野次馬を片付けてくれるそうだ。
文豪達には部屋から出る許可を出した。
七時十分前には図書館の玄関ホールに来るように。
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急いで準備をした。
会ったことの無い人だから、失礼のないように
初対面だから、笑顔で!!!
そんなことを考えながら準備を進める。
き、緊張してきた。。。
念のために本を二冊、
図書館の資料とパンフレット、
余り使わない名刺、
このくらいで大丈夫かなぁ
少しの不安感を噛み殺しながら、司書室を後にした。
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廊下を歩く。
先程とはうって変わって騒がしい廊下、
図書館に少しだけ何時もの風景が戻って来た気がして、少しだけ嬉しくなった。
「ししょ!」
「おっしょはん。」
後ろから声を掛けられる。
振り返ると無頼派の御三方がいた。
「司書、お前身体は大丈夫なのか、無理は禁物だぞ。」
坂口先生に応える
「大丈夫です!すっかり良くなりました。」
私の返答を聞くとホッとしたように皆さん笑みを浮かべた。
「もうーほんまに心配したんやからね。」
「そうだぞ!そうだぞ!」
織田先生がそう言うと太宰先生が囃し立てる、
本当に三人は仲が良いと思う。
「太宰なんかさっき、司書が倒れたって聞いて、、、「うあぁあぁ言うなよぉーーー。」
「ケッケッケッ、太宰君も心配性やなあ。」
廊下に一際明るい声が上がる。
あ、時間
ハッとして時計を見る
6:39
良かったぁ、まだ大丈夫
「そういえば、先生方はどちらへ?」
「ああ、こっちの世界の俺の顔を拝みに行こうかと思ってな」
は、波乱の予感・・・
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冬霞 六花(プロフ) - 杏奈さん» おー!頑張るよ、杏さん (2018年11月17日 13時) (レス) id: b8417422b5 (このIDを非表示/違反報告)
杏奈(プロフ) - やっほー( ´ー`)二人で合作してたんだね!更新頑張れ!q(^-^q) (2018年11月17日 7時) (レス) id: b0400f18c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:冬霞 六花・桜吹雪 x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/bob260f9691/
作成日時:2018年9月26日 18時