第8話『鬼族達の集い』 ページ11
ハルヤ「こんにちは。僕は酒呑ハルヤ」
竜奈「姫雪竜奈だ」
ハルヤ「ナツメさん。少し竜奈さんと2人きりにしてくれるかい?」
ナツメ「う、うん」
そしてナツメ達が何処かに行った後。
竜奈「お前・・・何者だ?」
ハルヤ「私は貴女のクラスメイト。そして・・・」
するとハルヤは竜奈の前で跪いた。
竜奈「ん?」
ハルヤ「貴女の忠実な部下です。竜姫様」
竜奈「・・・(こいつ・・・気配から察してたが、妾達鬼族の末裔か)」
ハルヤ「鬼鈴蘭が光った事ですぐに解りました。会うのを楽しみにしておりました。竜姫様」
竜奈「・・・お前、本名を名乗れ。そして、真の姿を現せ」
ハルヤ「ははっ!」
するとハルヤは酒呑童子の姿に戻った。
竜奈「やはり、妾達鬼族の末裔だったか」
酒呑童子「はい。俺は酒呑童子と申します。以後お見知りおきを」
竜奈「そうか・・・それと、そこに居る奴ら、さっさと姿を現せ」
すると洞潔とフクロウが現れた。
洞潔「さすが竜姫様、もの凄い察知能力。私は、酒呑童子様の部下、洞潔と申します」
フクロウ「同じく、私は酒呑童子様の部下、フクロウと申します」
竜奈「そうか」
酒呑童子「さぁ竜姫様、共に妖魔界をまた我ら鬼族のものにしましょう」
竜奈「・・・断る」
酒呑童子「なっ!?どうしてですか!?」
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