振り向いてくれたっていいじゃん！！！2 (ページ4)

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振り向いて！20 ページ4

それからの事だった。
1年生全体でハイデの悪い噂が流れ始めた。
それはハイデがサミュールに嫌がらせをしているだとか、暴力を振るわれただとか。

デュース｢っていう噂が流れてるんです……。エース達にも誤解をとくように言ったんですが…｣
ユウ｢無理だったんです。｣
ハイデ｢そっかぁー……僕…なんかしたかな？｣
うーん、うーんと唸っているとそこにラギーが通りかかる。
ハイデがラギーくん！と近寄るとラギーはものすごい眼光でハイデを睨む。

ラギー｢近づかないでもらえるっスか？｣
ハイデ｢え………｣

呆気に取られているとラギーはどこかへと行ってしまう。

デュース｢ハイデ先輩………｣
ハイデ｢……だ、大丈夫…！！きっと僕がなんかしちゃったんだよ！謝ればきっと許してくれるって！｣

そう言って無理に笑うハイデを見て監督生とデュースは胸がいたんだ。

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ラギー｢ッ…今のでいいんスよね？……サミュールくん。｣
サミュール｢はい！いい演技っプリですよ！ラギー先輩！｣
ラギー｢…あんた………何が目的なんだ。…俺に｢協力しないとハイデをオーバーブロッドさせる｣なんて言って。｣

苦虫を噛み潰したような顔をしてサミュールを問いつめる。
その質問にサミュールは恍惚とした表情をする。
サミュール｢あんな人が…絶望したら……どんな顔をするのか私見てみたいの。……だから｣

サミュール｢全部奪ってやるの｣

その発言と表情にラギーは狂ってると呟いた。

だが逆らったらハイデが危ないと知っているラギーは協力しない訳にはいかなかった。