ノリでポートマフィアになる ページ7
鳥のさえずりが聞こえて目を覚ました。
「あ、おはようAちゃん!」
『えっ…あ、あぁ…おはよう』
「僕、仕事に行ってくるね!朝ご飯はキッチンに作り置きがあるから良ければ食べて!あと、何かあったら連絡してね!」
『えっ、そんな色々と…ありがとう…!あ、いってらっしゃい!』
「いってきま〜す!」
美しき微笑みを浮かべながら探偵社へ出発した敦くん
『さて…どうしようか』
この儘居座るわけにもいかない
が、然し何も言わずに出ていくのも失礼にもほどがある
そうだ、手紙をおいていこう。
そしたら何も言わずにはならない!
そしてペンを手に取り近くにあったメモ帳を拝借して文を書き分かりやすいように居間の机に置いた。
『却説、先ずはバイト探しからかなぁ…』
そう呟いて敦くんの寮をあとにした。
『〜♪』
太宰さんの心中の歌(?)を鼻歌で歌いながら街を歩く。
いやまぁ鼻歌を歌える状況ではないのだけれど。
「あっ、おい!手前!!」
不意に後ろから声が聞こえた。
その口調…素敵帽子くんだね?!
そうだ、私は噂によれば()元ポートマフィア…
でもちゅや〜んの事なんて呼んでたんだろう…?取り敢えず適当に…それっぽく…((
『お、中也じゃん。やっほ〜』
罪悪感がっ…←
「何が"お、中也じゃん。やっほ〜"だ!!!手前が勝手に裏切るから俺の仕事が増えただろうが!!」
『それはごめんって〜』
「俺の直属の部下だから今なら戻ってきても良いと首領は言ッてんだけどよォ…相当の処罰は覚悟したほうが良いぜェ…?」
探偵社の人と絡んでおいて敢えてポートマフィアに戻る…
これは楽しそうだ!!!←
でもポートマフィア謳歌するならちゅや〜んの直属の部下という位を保ちたい…
よし!前世である程度精錬された言い訳!!←
『いや〜!でも聞いてよー!実はあれ敵の異能力でさー…』
「資料にそんなこと書いてあッたか?」
『いや、どうも隠してたみたいで…。運悪く精神操る系の異能だったんだよー…』
「そうなのか…。でもじゃあなぜ逃げたんだ?」
『否、それも敵の異能力。気づいたら知らない所にいて彷徨ってたんだよー…?』
あれ、私言い訳上手くね←
「なるほどなー…。じゃ、そう言う事ならとッとと帰ろーぜ。」
『うぃー。』
え、何かノリでポートマフィアになりました()
否でもそしたら死ぬ確率急増なのでは…?
いや、何とかなるだろ()かなり強めの異能力持ってるし!
にしても…敦くんの反応が一番楽しみだなぁ…
結構な罪悪感あるけど()
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口調が不安…
しゅりょぉぉぉぉぉ!!!→←推しと同じ屋根の下にいると恐縮が多い
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遊牧民のポン酢(プロフ) - 素敵帽子の虜さん» ありがとうございます!!!更新頑張ります!(^^) (2023年3月28日 12時) (レス) id: 2fcc676114 (このIDを非表示/違反報告)
素敵帽子の虜 - フッ軽夢主??好きです!!!!更新頑張ってください! (2023年3月27日 18時) (レス) @page7 id: 582612284d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:遊牧民のポン酢 | 作成日時:2023年3月20日 21時