過去編2 ページ31
リアンsaid
A「リアン！早く，こっち！」
リアン「Aちゃん、ありがとう。」
A「当然だよ。だってボクら親友じゃん。」
かっこいいと思った。私のために一生懸命になってくれたんだ。私も、Aちゃんみたいに強くなりたい。
A「こっちこっち。」
外に出ると、フリード君が手招きしていた。
フ「A、こっちなら大丈夫そうだったぞ。」
A「お、さんきゅ、フリード。」
フリード君も………！
お母様「貴方達、一体何をしているのです？リアンまで……」
リアン「お母様……！？」
A「見つかっちゃった。」
フ「ヤバくねぇか？この状況。」
見つかった。また、ダメだった。
お母様「貴方達、何度やれば気が済むんですか。大体Aさん、貴方は親がいない。ちゃんとした常識も身についていない子がリアンを連れ出してどうするつもりですか。」
A「！」
お母様「2人はもうここへ来ないでください。さ、リアン、部屋へ」
リアン「はい。お母様……」
また。部屋に閉じ込められるの？もう嫌だよ………
A「ちょっと待ってよ！」
ゴッ
Aちゃんがお母様に殴られて飛んでいってしまった。
フ「A！」
お母様「二度と来ないで！」
バタン！
お母様に部屋に連れて行かれた。
お母様「いい？もう、親がいない野生児や叶うはずのない夢を見ているような子とは仲良くしないで、リアンはリアンの夢を追いかけなさい。わかった？」
リアン「違う！」
お母様「え？どうしたの、リアン？」
リアン「違うよ！Aちゃんは野生児じゃない！フリード君の夢も絶対叶う！」
とだけ叫んで私は家を飛び出した。まだ近くにいる。
リアン「Aちゃん！フリード君！」
A「え？リアン？」
リアン「Aちゃん！」
A「リアン！よかった！……でも、ごめん。ボクのせいで。リアンやフリードまで巻き込んだ。」
そういうAちゃんはすごく寂しそうな、苦しそうな顔をしていた。
A「ほんとにごめん。ボク、あの人の言う通りだと思った。やっぱりボクは、街に慣れてもまだ親がいない不審者なんだね……」
フ・リアン「……………」
その日からAちゃんはすごく口数が減った。遊びに誘いに来ることも無くなった。私はAちゃんの家にいるけど、部屋に引きこもっている。私が。Aちゃんを引っ張らないと。私が……！
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moon(プロフ) - yumoさん» OKさせていただきました！！ありがとうございます！！ (10月8日 16時) (
レス) id: 88754ef556 (このIDを非表示/違反報告)
yumo - 初コメ失礼します！今更ですがプロセカの方フレンド申請送らせていただきます！名前はゆもです！ (10月8日 15時) (レス) id: e899e72693 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Moon | 作成日時：2023年7月13日 15時
