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『え……？』
手渡された手鏡を見ると、私のいつもの黒い目はなく
虹色に輝く瞳があった。
様々な色が混ざり合い透き通っているからか、自分で言うのもあれだが神秘的に感じた。
「なんや、飯に毒でも入っとったんか？！」
コネシマが大きな声で焦りだすが、落ち着いているショッピ君が沈めた。
「毒は入ってませんよ。だって僕ら同じもん食べてますし。毒味もされもてるんやし可能性としては限りなく低いと思います。多分、アレルギーとかの類とちゃいますかね？」
『アレルギーか……今までなった覚えはないけど、そうなのかな。こんな瞳の色初めてだし。でもそれ以外に異常はないんだけどなぁ。』
小さい頃から割と色々な物を食べてきたと思うが、身体に何か起こったことはない。だが、大人になってアレルギーを発症する例も多々ある為そういうことなのだろうか。
「Aは心配やから医務室に行ってきてな。場所は分かるよな？出て右手にずーっと行くとある。なんかあったら戻ってこいよ。」
トントンに見送られ、医務室へ向かった。
歩いていても何も異常もない。本当にどうしたのだろうか。
それにしても此処の夜ご飯は美味しかったな。幹部になったのだから毎日こういう食事が食べられるのかと思うと口が緩む。
そんな事を考えているとうちに医務室についた。
「あれ、Aちゃんどうしたん？何かあった？…って、どうしたのその目。綺麗だけど、そんな目じゃなかったよな？」
「実は……」
かくかくしかじかあったとしんぺい神に説明すると、アレルギー検査をすると言われまた寝着に着替えさせられた。
____そして、数十分の時間をかけ様々な検査をした結果は
「うん。アレルギーじゃないね。これ。」
とのことだった。アレルギーじゃなければ一体……
「瞳以外に異常はなさそうやけど、念の為ここで朝まで休んでてな。パジャマはそれ使って。シャワーは申し訳ないけど明日の朝浴びてもらうから。」
そう言って私の歯磨きだけ済ませた後、ベッドに直行されそのまま寝かされた。
「なんか異常あったりとかしたらそこのナースコール押して教えてね。俺はグルッペンにこのこと説明するけど押されたらすぐ行くから。」
じゃあおやすみ、としんぺい神様は医務室から出て行った。
普通慣れない所ですぐ寝ることは出来ないのだが、今日は余程疲れていたのだろう。
襲いくる睡魔に飲み込まれ、深い深い眠りに落ちた。
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未雨(プロフ) - エモンガさん» コメントありがとうございます。頑張って更新ペース上げてくのでこれからもよろしくお願いします！ (2023年2月26日 23時) (
レス) id: 490941137f (このIDを非表示/違反報告)
エモンガ - 初コメ失礼します！応援してます！投稿も頑張ってください！ (2023年2月25日 17時) (レス) @page30 id: b3274f6834 (このIDを非表示/違反報告)
未雨(プロフ) - 天天さん» コメントありがとうございます。是非是非夢主ちゃん描いてあげて下さい！これからもよろしくお願いします！ (2023年2月15日 23時) (レス) id: 490941137f (このIDを非表示/違反報告)
天天(プロフ) - 未雨さんの書き方大好きです〜！夢主ちゃんの瞳の色も気になるところ！！良ければ描かせてもらってもよろしいでしょうか…？ (2023年2月15日 18時) (レス) @page21 id: bc837922a0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：未雨 | 作成日時：2023年1月24日 23時
