第1話 ページ2
私、柊Aは声優をやっています。
今は事務所でマネージャーの甲斐さんと打ち合わせ中。
この打ち合わせから私の人生は大きく変わるのであった。
甲「これ、オーディションで声かかってる作品で、こっちがAにオススメのオーディション。」
貴『いつもありがとうね〜』
甲「それがあたしの仕事だもん。」
甲斐さんは私の5つ上のお姉さん。
若手の頃から私の担当で良くしてもらってる。
甲「そうだ、社長からの伝言。よーく聞きなさいよ。」
甲斐さんはそう言って真面目な顔をした。
貴『な、なに?』
甲「明日からシェアハウスすることになったわ。」
貴『は?』
シェアハウス???
ちょっとまって、誰と?なんで?私が?
甲「Aが言いたいことは表情で伝わるわ。誰となのかは、あたしも分からない。社長曰く、おたのしみ♡との事よ。」
おたのしみ♡じゃないわ!!!!
甲「正直あたしも何も聞かされてないの。悪いけど午後から仕事ないでしょ?引越しの準備してちょうだい。明日昼間からの仕事を終えたあとからシェアハウスの方に移動になるわ。」
まってよ……私そんなんで生きていけるの……?
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作者名:みゐ | 作成日時:2017年5月30日 23時