【学園アリス】希望の欠片 (ページ5)

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第４回ページ5

蜜柑side

午後一番の授業は、
.......いやな思いしかないじんじんの授業。
この間、うちがぼーっとしとったせいで蛍をシングルに降格させてもうたからしっかり受ける。

それでも算数きらいやーーー

「～であるから・・・・」

ガチャ

後１０分くらいで授業が終わる頃。
授業中やのにドアが開く音がした
みんなが後ろのドアの方を振り向くからうちも振り向いた。

そこには、金髪の長いサラサラの髪をした
すっごい美少女・・・

その制服についてる星階級のバッチは幹部生

―「泉希ちゃんはこのクラスの子なんだけど、眉目秀麗、才色兼備とか言われてて
　棗君と同じ幹部生何だ。それに、初等生の代表だし」

もしかしてあの子が‘泉希’ちゃん？
でもこんな授業の途中、しかもじんじんの授業でなんて怒られるんちゃうん

気になってじんじんを見る

じんじんは怒ろうとしてんのか教科書から顔をあげた

「授業中にだれだ？」

怒った声で言うじんじん
やっぱり・・・

「・・ん、行平か早く座りなさい」

泉希(?)ちゃんの顔を見ると怒らず座るようにいう。
じんじんが怒らんかった！？
何で！？

「はい。神野先生」

じんじんが怒らへんたのに不思議がらんと平然と席へと歩く泉希(?)ちゃん。
進んでいって、蛍の隣の席に座る。
蛍の隣空いてるおもてたらあの子やったんや

座って蛍に話しかけとる。
蛍もそれに笑顔でこたえとった。